Heinz Meister
2~4人 10分 6歳~
リングからスティックを何本引き抜ける!?
ゲーム概要
木のリングに差し込まれたスティックの束から、束が倒れないように、一本ずつ引き抜いていき、一番多く集めるのが目的です。
- 見た目でわかる、簡単シンプルなルール
- 木製コンポーネントの質感がいい
構成品とルール概略
ゲームの構成品
- 木製スティック(黄、赤、青) 各9本
- 木製リング 1個
- カラーダイス 2個


ルール概略
束にしたスティックにリングを通し、スティックが立つようにリングを固定します。
自分の番が来たら、3色(黄、赤、青)の色付きサイコロを振って、出た色のスティックをスティックの束が倒れないように引き抜きます。
ここで、スティックの束が倒れ、リングが下に落としてしまうか、スティックが残り3本になるとゲーム終了となります。

スティックは青は3点、赤が2点、黄が1点となり、もっとも多く得点した人が勝ち。
スティックを引き抜くときに、もし崩れそうだと思ったら、同じ色のスティックをリングに戻してもよいです。
戻すスティックが無ければ、がんばって抜かなければなりません。
終了条件・勝利条件
- スティックの束が倒れ、リングが下に落ちる
- リングに通っているスティックが残り3本になる
- ゲーム終了時、もっとも得点を獲得する
ゲームレビュー
構成品について
構成品はシンプルですが、小さなひと向けにたくさんのゲームを提供しているHABA社らしく、いずれも木製でできています。
それぞれの出来が良く、リングやスティックの優しい丸み、角の尖ったところがないサイコロなどの質感がとても良いです。
安定のHABA社ですね。

ルールについて
色のついたサイコロと、リングに通されたスティックの束。
そこから、一本ずつスティックを抜いていくだけ。素晴らしくシンプルで分かりやすいです。
スティックによって点数が異なっていたり、バリアントルールとして目標点を決めて何度かゲームを行って競うなどの遊び方ができます。
プレイレビュー
質感の高いコンポーネントを使って、小さいひと同士でも遊べる優しいゲームです。
手先の器用さと、倒れないように注意する観察力、そしてちょっぴりの運。
対象年齢以下の小さな人とも十分楽しくあそべ、サイコロを振って倒れないようにスティックを引き抜くだけでもいいですね。
床面の材質にもよりますが、上手に引き抜いていくと、残り数本(最低3本)残しでも耐えてくれます。

同様のバランスゲームとして、同じくHABA社やシュミット社からでている、木製のロバにスティックをのせていくというバランスゲームがあります。
こちらはスティックをどんどん増やしていくというゲームですね。
家族と友人の感想

子どもが小さいときには、毎日のようによく遊んでいました。今でも家族ゲーム会などで、年齢が低い子がいるときなどに活躍してくれます。倒れてしまう時の「おぉぅ」感もヒソカに楽しい。カシャッと倒れます。

ゲーム情報
ゲームデザイン | Heinz Meister |
アートワーク | Anja Dreier-Brückner |
制作/販売 | HABA |
受賞歴など | ― |
ゲーム名 | スティッキー |
原 題 | ZITTERNIX |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年令 | 6歳~ |
プレイ時間 | 10分 |
参考価格(¥) | 3,300円 |
コメント