ねことねずみの大レース!(VIVA TOPO!)【ボードゲーム紹介】

~30分

Manfred Ludwig(マンフレッド・ルートヴィヒ)
2~4人   20~30分   4歳以上

ゲーム概要

ネズミ一家となり、追いかけてくるネコから逃げながら、ネズミの城を目指しながらチーズをたくさん獲得するゲームです。

おすすめポイント
  • ネコに追いかけられるハラハラ・ドキドキがたのしい
  • 木製のネコとネズミのコンポーネントデザインがかわいい
要検討ポイント
  • 基本的にサイコロ運の要素が大きめ

各プレイヤーはネズミを受け取り(2人プレイは5匹、3~4人プレイは4匹)、スタート地点となるネズミの家に置きます。

スタートのネズミの家 3~4人プレイ時はネズミは4匹までなので写真は間違い

また、ボードの4隅にある隠れ家と、ゴールのお城にそれぞれ所定のチーズを置いていきます。

スタートから遠くに行くほど大きなチーズが置かれるので、ゴールに近いほど多くのチーズがもらえるということになります。

ネコは人数に応じて置くマスがきまっており、その番号がかかれたスタートマスに置いてゲームスタートとなります。

自分の番がまわってきたら、サイコロをふって出た目の数だけ自分のネズミを1匹だけすすめることができます。

こうして手番がまわってくるたびに動かすネズミを1匹えらんで進めていくわけですが、サイコロでネコの目(ネコ+1の目)が出た場合は、まずネズミを1マス動かしてネコを動かします。

ネコの出目 遊びすぎてかすれ気味

ネコに追いつかれたネズミは捕まってしまい、ゲームから除外されてしまいます。

また、1週目はネコを追いかけながらネズミをすすめる格好になるのですが、2週目からはネコが追いかけてきて、さらにネコがスピードアップし、一度に2マスすすんできます。

また、ボードに描かれているルート途中の隠れ家に逃げ込むこともでき、そこに置いてあるチーズが獲得できます。

隠れ家 ここにもチーズが

ただし、一度家に逃げ込むと、そのネズミはゲーム終了まで動かすことはできません。

こうして、うごかせるネズミがすべていなくなると、ゲーム終了となります。

終了と勝利条件

終了条件
  • うごかせるネズミがすべていなくなる
    (城・隠れ家におさまる、ネコにつかまる)
勝利条件
  • いちばんたくさんのチーズをかくとくする

ゲームレビュー

2003年のドイツゲーム大賞キッズ部門大賞受賞作です。

キッズ向けですが、サイコロ運しだいのところもあるので、大人もいっしょに楽しく遊べるゲームになっていますね。

せまりくるネコの恐怖におびえながら、ネズミをダッシュさせてチーズを獲得させるのが面白いです。

2人プレイ時のネコのスタート位置 3人のときは「3」に置く

ネコの進みぐあいにによっては、1匹はあきらめて他のネズミを先に行かせるのがよかったりしますが、すべてのネズミを逃がそうとしてネコにつかまってしまったりと、ちょっとした考えどころが生まれるゲーム性があります。

かわいいネズミコマ

小さなひとも、なんどがゲームをプレイして経験することで考え方を学び、よりうまくゲームができるようになるゲームデザインはさすがですね。

家族と友人の感想

カイチョ
カイチョ

子どもが小さいときに買って、何度も遊んでいますね。小学校低学年くらいのひとが遊びにきてくれたときは、うちの子といっしょに良く遊びます。木製コマの手触りやネズミコマもよくできていて、ボードもテープで補強しながら遊んでいます。

ホガチョ
ホガチョ

ネコがスピードアップして追いかけてくるシステムがよくできていると思う。だけどそのせいで、つぎつぎネズミがつかまるとくやしい!

ナゴリー
ナゴリー

チーズをもらえるのがうれしいけど、ネズミがネコに追いかけられるのがドキドキして、つかまっちゃうと悲しいです。

ゲーム情報

ゲームデザインManfred Ludwig(マンフレッド・ルートヴィヒ)
アートワークBarbara Kinzebach(バーバラ・キンゼバック)
制作/販売セレクタ(Selecta Spiel)
受賞歴など2003年ドイツボードゲーム大賞キッズゲーム大賞
ゲーム名ねことねずみの大レース
原 題Viva Topo!
プレイ人数2~4人
対象年令4歳~
プレイ時間20~30分
参考価格(¥)5,280円

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