作者不明
4~8人 30分 12歳以上
絵と言葉で伝える、愉快な伝言ゲーム
ゲーム概要
一人一冊ずつスケッチブックをまわし、言葉と絵で行う伝言ゲームをして、初めのお題が最後まで上手く伝わるのを目指すゲームです。
・・・が、実のところは上手く伝わらないのを見て、皆で爆笑するのが目的のゲームです。多分。
本ゲームは、ひとつのお題を絵で表現し、さらに次の人が絵の名前を書き、さらに次の人が絵を描き…と交互に繰り返し書いて、最後までうまく伝わることを目指す絵と文字の伝言ゲームです。
- 多人数で遊べるパーティゲーム
- 誤解が誤解を生み、最後に出来上がるヘンテコな絵に盛り上がる
- 最低4人が必要、多い方が盛り上がる
構成品とルール概略
ゲームの構成品
- マーカーペン 8本
- ミニスケッチブック 8冊(マーカーで書いても消せる)
- お題カード いっぱい
- サイコロ 1個
- 砂時計(約1分) 1個

ルール概略
初めにプレイヤーそれぞれがお題カードを引き、サイコロを振って出た目を各プレイヤーのお題とします。
お題は配られたスケッチブックに記載し、隣の人にスケッチブックを渡します(プレイ人数によって絵まで描きます)。

スケッチブックを渡された人は、文字が書かれていれば次のページに絵を、絵が描かれていればその絵の名前(物や行為など)を書いて次のプレイヤーに渡します。
ここで、絵を描くときの制限時間は付属の砂時計で約一分間です。
こうして文字と絵を描くことを交互に繰り返しながら、スケッチブックが一周したらゲーム終了です。
そして、結果発表ということで、それぞれのスケッチブックを皆で見ながら楽みましょう!
終了条件・勝利条件
- スケッチブックが一周する(手元に戻ってくる)
- プレイヤー皆で盛り上がれたとき!
ゲームレビュー
構成品について
付属のスケッチブックはツルツルした紙でつくられていて、マーカーで描いても消せるので、何度も使えるようになっています。
マーカーのキャップにフェルト生地のマーカー消しが付いていますが、スケッチブックがだんだん汚れてきますので、普通のティッシュかウェットティッシュなどで消すと、きれいに消せます。
また、スケッチブックは、下側に数字が書かれたタグが付いており、今は何ページ目であるかを皆で共有しやすくなっています。
お題カードはたくさん入っており、約1,600種類のお題(数えていませんが)が選べるようになっているのがいいですね。
日本語版は、ちゃんと日本人がわかるようなお題となっていますが、よく知らない単語が書かれてあったりもします。その場合は選び直せばOKです。
サイコロ、砂時計は普通のプラスチック製で特別なものではないですが、ゲームをするのには支障ありません。
ルールについて
初めは少し丁寧に説明し、文字と絵を描く順序を説明すれば、あとは流れに沿って文字や絵を描いていくだけなので難しくありません。
実際にゲームを始めると、「あれ、今は絵?文字?」と混乱する人もいましたので、交互に描くという順番はしっかりと初めに説明しておいたほうが、後々スムーズです。
レビュー
ゲームをスタートして、最後の結果がどうであれ、盛り上がり必至のパーティゲームです。
絵を描く時間が一分間と短いので、シンプルかつ的確に?絵を描いて隣に渡す必要があります。
…が、表現が難しいお題もあって、またそれがヘンテコな絵を生み出し、誤解されていくのが楽しい!
でも「触覚」なんてお題が来たときはどうやって表現しよう!?と迷ってしまいます。
あんまり言葉だけで表現しても面白味が無いので、実際に遊んだ時の画像をのせてみます。







こんな感じで、ちょっとしたズレ(でもないか)が誤解を生んで、楽しい絵が出来上がっていく寸法です。
「なにこれー!」と困惑したり、前の人の絵を見たり、自分で絵を描きながらもウケたりして、ワイワイ盛り上がれる感じです。
点数をつけあうことができるルールが一応あるのですが、出来上がった絵を見るだけで楽しいので、我が家で採用したことはありませんね。
また、参加者の年齢によって、理解できる言葉の範囲が変わりますので、ある程度易しめのお題を選んだり、できる範囲で調整して遊んでいます。
参加メンバーによっては、あんまりサイコロの目にこだわらず、好きなお題を選ぶこともあります。
家族と友人の感想

絵を使ってやる伝言ゲームが面白い!うまく伝えるのは難しいけど、どんどんおかしな絵になっていくのも楽しい。

変な絵がどんどん描かれていくので、見ているだけでも面白い。

夢に出てきそうな名画が誕生するのが面白い。競争するという遊びではないので、策略を練って考え込んで遊ぶのではなく、ホントに気兼ねなく楽しめるという、笑えるゲームなのが好き。

ある程度人数がいるときに遊んでいます。ボードゲームをあまり遊んでいない人でも、すぐに楽しさがわかって、盛り上がり、笑いを誘ってくれるので重宝しています。
でもこれってボードゲームというジャンルのものではナイ気もする…盛り上がるのは約束されたようなもんですが、もちょっと価格が抑えられるとイイですな~







ゲーム情報
ゲームデザイン | 作者不明 |
アートワーク | 作者不明 |
制作/販売 | USAopoly テンデイズゲームズ(Ten days games) |
受賞歴など | ― |
ゲーム名 | テレストレーション |
原 題 | Telestrations |
プレイ人数 | 4~8人 |
対象年令 | 12歳~ |
プレイ時間 | 30分 |
参考価格(¥) | 5,500円 |
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