サイズ ー大鎌戦役ー(SCYTHE)【ボードゲーム紹介】

~90分以上

ジェイミー・ステグマイアー(Jamey Stegmaier)
1~5人   90~115分   14歳~

ゲーム概要

機動兵器メックが存在する架空のヨーロッパで、目的達成や陣取りを行って自国の勢力を高めることで覇権を争うゲームです。

おすすめポイント
  • 陣取り、拡大再生産、戦闘の要素が詰まった戦略級ゲーム
  • アートワークやシステムの統一感が素晴らしい
  • キャラクターとメックのフィギュアなどコンポーネントが豪華
要検討ポイント
  • 重量級なのでプレイ時間がかかる
  • コンポーネントが豪華なので、箱がデカイ
  • 見た目よりも戦闘中心ではない

舞台は第一次世界大戦後、大戦時に「ファクトリー」と呼ばれる大都市国家により機動兵器メックが世界に供給されましたが、突然その門戸が閉ざされてしまったという、そそられる世界観です。

各プレイヤーはひとつの勢力を担当し、目的カードの達成、メックや戦力、市民の増強などといった目標を達成していくことで勝利を目指します。

目的一覧 改良、メック製造、建物建造、徴兵、人民、目的カード、戦闘(2回)、民心、軍事力 達成したら星を置いて示す

ルール概要ですが、10個設定されている目標のうち、6つを達成することでゲーム終了となり、もっとも資金を獲得したプレイヤーが勝利者となります。

メインボードには6角形マス(ヘックス)が描かれており、キャラクターやメック、人民を配置して侵攻していきます。

ヘックスには地形が描かれており、食料や鉄など地形特有の材料を生産することができます。

地形によって、木材、鉄鋼、小麦、石油といった資材を生産できる(画像は別売りのコンポーネント)

また、ボード中央にはファクトリーマスがあり、キャラクターが到達することで特殊なファクトリーカードがもらえるのと、最終的に占領していれば、その国家にボーナスが与えられます。

ファクトリー周辺での陣取り争い コマは拡張「彼方よりの侵攻」のもの

各プレイヤーは担当する陣営に応じたプレイヤーマットと勢力マットを受け取ります。

陣営ごとに特色があり、軍事寄り、拡張寄りといった傾向の能力を持ち、また勢力マットとの組合わせも毎回変わるので得意とする戦術を考えて勢力を広げていくことになります。

上がプレイヤーマット、下が勢力マット(上のプレイヤーマットは拡張「彼方よりの侵攻」のアルビオン) 上のコインは別売り

勢力マットによって、メックを作りやすいとか、改良を進めやすいといった特色があります。

また、メインボードに描かれていますが、大切なパラメータとして民心と軍事力があります。

このゲームでは、最後の得点計算時に民心のレベルによって、かける係数が変わるので、できるだけ高く上げておきたいところです。

軍事力はその名のとおりですが、他の陣営との戦闘時に用いる戦力を示し、戦闘に投入した戦力は消費されてしまうので、軍事力を使うと下がってしまいます。

戦闘の発生ですが、他陣営が占領しているマスに侵攻すると戦闘となります。
さきほどの軍事力から投入する数値を決め、さらに戦闘カードを出して数値を合計して大きい方が勝ちとなります。

各勢力が入り混じってのせめぎあい

最終的に、「星の数」「占領ヘックス」「資材」それぞれに民心によって決まる3段階の係数をかけあわせたものと、それまでに獲得した資金を足し合わせたものが最終的な勝利点になります。

終了と勝利条件

終了条件
  • いずれかのプレイヤーが星(星章)を6つ獲得する
勝利条件
  • ゲーム終了時、もっとも資金(=勝利点)を獲得する

ゲームレビュー

重厚な見た目通りの重量級ゲームですが、手番で行うのは4つのアクションエリアからどの行動を選ぶかどうかというだけで、エリアを選んだら上下2つのアクションを解決していくだけです。

初回こそルールを覚える必要がありますが、8つのアクション(4エリア×上下2アクション)を一度覚えてしまえば選べる行動は、シンプルでプレイアビリティは高いと思います。

また、時間は115分となっていますが、慣れてくると考える時間も短くできるので、2人で70分くらいで終わることもあります。

見た目は戦闘がメインに見えますが、実質はゲームを通じての戦闘回数は少なく1陣営で1~3回程度で、戦闘のデメリットを考えると国力強化に注力した方が良い場面も多いです。

イベントカード キャラクターのみイベントを起こせる

初めはマップもそれほど広くないように感じていましたが、適度な狭さで陣地争いができるバランスになっていて、よく練られているな~と思います。

ひとつひとつのルールは複雑ではないものの、できるアクションの数が多いので、年齢は14歳~の推奨となっていますが、ジナンのホガチョは10歳からなかなか歯ごたえのあるプレイができています。

戦闘時に追加で出せるカード 数字が軍事力

初めはルールを多く覚えることもあり、またある程度のゲームスペースが必要、収納箱が大きめといったハードルがありますが、アートワークや雰囲気が好みでプレイできる環境にある方には、自信をもってオススメします。

以下が、かっちょいいフィギュアです。
セットに入っているのは塗装なしで1色のコマですが、シタデルカラーという塗料で着色しています。

基本セットのキャラクター
基本セットのメック  かちょイイ
拡張「彼方よりの侵攻」のキャラクター
拡張「彼方よりの侵攻」のメック

家族と友人の感想

カイチョ
カイチョ

雰囲気が好みの方は、間違いなく楽しめるゲームだと思います。好きすぎて拡張版のマップ、拡張1、2、リアルコンポーネント、木枠のオーガナイザーといったものまで揃えてしまいました。友人や子供たちとは結構な回数を遊んでいるので、よかったと思います。
あと、一人でも遊べるソロプレイ用のオートマシステムも入っています。

ホガチョ
ホガチョ

言いたいことが多すぎる。

第二次世界大戦のころみたいなのでとても良いと思う。(第二次世界大戦の主要国が再現されていたりする)

使いやすさとしてはロスヴィエトがいい。「容赦なし」というロスヴィエト固有のスキルがとても強い。

見た目はクリミア・ハン国。戦車っぽいとこが良い。

実際の国みたいになっていて案外大変。(お金で買えないようなものを買っているような気がする。)

基本的に20金ぐらい差をつけられて負けるので、勝ちたい!

ゲームボードは追加購入した大判ボードを使っています

ゲーム情報

ゲームデザインジェイミー・ステグマイアー(Jamey Stegmaier)
アートワークヤクブ・ロザルスキー(Jakub Rozalski)
制作/販売ストーンマイアー ゲームズ(Stonemaier Games)
受賞歴など
ゲーム名サイズ ー大鎌戦役ー
原 題SCYTHE
プレイ人数1~5人
対象年令14歳~
プレイ時間90~115分
参考価格(¥)11,550円
ボードゲームサイズ -大鎌戦役- 完全日本語版 (Scythe)(駿河屋)

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