フレデリック モイヤーセン(Frederic Moyersoen)
3~10人 30分 8歳以上
ゲーム概要
「金鉱堀り」か「お邪魔者」のどちらかになって、穴を掘り進み、金鉱を見つけるか、金鉱を見つけないように邪魔を成功させるかというゲームです。
- 多人数でワイワイ楽しめる
- ルール説明が簡単な正体隠匿ゲーム
- 3人以上のプレイヤーが必要(5人以上は欲しいです)
金鉱堀りとなった人はスタート地点から金塊カードまでを通路カードをつなげて、金塊へ達することを目的とします。

ただし、山札が無くなると皆の手札のみしか出せなくなり、手札を出し切っても金塊にたどり着けなかった場合は、お邪魔者チームが勝利となります。
お邪魔者になった人は正体を隠しながらも、お邪魔カードを出していき、金鉱掘りの妨害を行っていくことになります。

通路カード以外に、通路を破壊できる土砂崩れカードや3つの金塊候補の1枚を見れる地図カード、さらには付与された人は通路を置けなくなる、穴掘り道具を破壊するカードがあります。
穴掘り道具を壊された人は、壊された道具に応じた修理カードを自分か誰か他のプレイヤーが出すことで道具破壊カードを取り除けます。

終了と勝利条件
- 3回のラウンドが終了する
- 終了時、最も金塊の数が多い
ゲームレビュー
ウソつきOK!なゲームなので、お邪魔者になったときは「出せるカードが、なーい!」などと言いながら曲がり道のカードを出したり、「あなたは怪しい!」などといちゃもんをつけて道具破壊カードを出したりするのが楽しいです。
1ラウンドが軽めなので、真面目な金鉱掘りだったラウンドの次は、お邪魔者をしたい!と、ついつい続けてやり続けたくなります。

連れ合いのちゃーさんは、わかりやすくてすぐにお邪魔者とバレるのですが、バレた後も堂々と邪魔をできるので、それもまた楽しいです。
反対に真面目な子は、邪魔をするのはイヤと思って、お邪魔者になっても妨害したがらないので、お邪魔者になってしまうと楽しめないかもしれませんね。
ただ、ゲームはゲームとして、そういう役割が回ってきても世の中そういうものなのだ、という社会勉強になるかも…いや、ならんか。

なんだか、真面目な金鉱掘りのドワーフも、あんまり善人には見えないのが欠点(?)かも。
拡張となる「お邪魔者2」を入れると、さらに役割が増えて面白いですよ。
家族と友人の感想

お邪魔者になったときのスリルが楽しいですね。とはいえ、真面目な金鉱掘りになっても、皆で協力して妨害をかわしながら、金塊へたどり着けたときはうれしい!
ゲーム情報
ゲームデザイン | フレデリック モイヤーセン(Frederic Moyersoen) |
アートワーク | アンドレア・ボークホフ(Andrea Boekhoff) |
制作/販売 | Amigo メビウスゲームズ(Mobius Games) |
受賞歴など | ― |
ゲーム名 | お邪魔者 |
原 題 | Saboteur |
プレイ人数 | 3~10人 |
対象年令 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 30分 |
参考価格(¥) | 1,500円 |
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