赤の国 青の国(Red Kingdom & Blue Kingdom) 【ボードゲーム紹介】

~30分

菅沼 正夫(Masao Suganuma)
2人専用   30分   10歳~

ゲーム概要

武力に長けた赤の国と資源に富んだ青の国に分かれ、王子/王女を倒すかすべての拠点を占領すれば勝ちという2人専用ゲームです。

おすすめポイント
  • きれいなイラストとカードデザイン
要検討ポイント
  • 駆け引き要素が薄い
  • 力押しの展開になりやすい

中央に拠点カードを並べ、お互いに兵力を示すカードを出し合って拠点を奪い合うという戦いになります。

戦場の全景

選挙している拠点に書かれている「資金」分だけカードを引くことができ、資金を使って新たに戦力となるカードを入手することができます。

赤の国
青の国

相手が占拠している拠点に、自分の戦力となるカードを出すことで戦闘が起きます。

戦闘は剣アイコン、防御側は盾アイコンに書かれている数値が戦闘力となり、高い方が勝ち残りとなります。

赤の王子と青の王女 赤の王子が1ポイント攻撃力が高い

勝ち残った方は、その拠点に1枚残すことができ、占拠できたことを示します。

また、剣と盾の値が同地であった場合は、双方のカードを捨てて空き地となります。(誰も占拠していない状態)

ノーマルカード その1

こうして終了条件が満たされるまで、戦闘を繰り返します。

エースカードたち 通常のカードと比べて強力

終了と勝利条件

終了条件
  • どちらかが勝利条件を満たす
勝利条件
  • 相手の王子または王女を「捨て札」にする
  • すべての拠点を占拠する

ゲームレビュー

菅沼さんデザインということで、パッケージのイメージから、短い時間で終わる楽しそうなゲームだと感じて購入しました。

2人専用ということで、カードを使った駆け引き期待していたのですが、残念ながら戦線が膠着してばかりで思うようには楽しめませんでした。

ノーマルカードその2

実際にプレイしたときは、結局のところ資金をためて強いエースカードを用意し、王子/王女を殴り合うという展開ばかりになってしまいました。

デッキ構築の要素や、イベントを起こせるアイテムカードなどがあれば、もう少し駆け引き要素が生まれたようにも感じます。

家族と友人の感想

カイチョ
カイチョ

う~ん、惜しいな~と感じます。イラストやカード、コンパクトな箱のパッケージングはしっかり作られていて綺麗なんですが、ゲーム内容が物足りないです。ひたすらエースカードを求めて殴って進む感じのバランスになっています。年少向けかというとそうでもないので、残念ながらやっぱり惜しい作品です。偉そうなことを言えば、あと一捻りがほしい!

ゲーム情報

ゲームデザイン菅沼 正夫(Masao Suganuma)
アートワーク堀田 昇(Noboru Hotta)
小田原 優(Yu Odawara)
制作/販売グランディング(Grounding)
受賞歴など
ゲーム名赤の国 青の国
英 題Red Kingdom & Blue Kingdom
プレイ人数2人専用
対象年令10歳~
プレイ時間30分
参考価格(¥)2,140円

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