パッチワーク(Patchwork)【ボードゲーム紹介】

~30分

Uwe Rosenberg(ウヴェ・ローゼンベルク)
2人専用   25分   8歳~

ゲーム概要

目 的

布地をイメージした個人ボードに、お金代わりのボタンと時間の2つの要素を使って布切れ(パッチ)タイルを敷詰めていくゲームです。

おすすめポイント
  • お金と時間と形のバランスを考えてタイルを買うのが楽しい
  • パズル要素があるタイルをうまく置けると嬉しい
  • ルールは単純、コマ(時間)を進めるかタイルを取るかだけ
要検討ポイント
  • 情報公開されているのでガチンコのゲーム

各プレイヤーは個人ボードを自分の前に置き、共通の時間ボード置いて輪になるようにパッチタイルを並べます。

共通の時間ボード上で後ろにあるコマのプレイヤーが、必ず手番を行います。

同じマスにある場合は、上にあるコマのプレイヤーが手番を行うことになります。

自分の番でできることは、ポーンコマから3つ目までのタイルを1つ、ボタンで購入するか、時間を進めるかの選択だけです。

タイルを獲得した場合は、タイルに書かれているボタン数を支払い、砂時計マークの数字だけ時間を進めます(時間ボードのコマを進める)。

また、時間ボード上のボタンの絵が描かれたマスを超えるたびに、自分のボードにあるパッチについているボタン数分のボタンをもらうことができます。

さらに、1✕1マスの革パッチを越えたときは、革パッチをもらえて直ちに自分のボードに配置することができます。

なお、自分のボードで7✕7以上のマスを、すきまなく埋めることができたら、ゴール後にボーナスで+7ボタンをもらえます。

ほしいタイルが無いか、必要なボタンが足りない場合は時間を進め、もう片方のプレイヤーコマの1つ先まで進めます。

このとき、進めたマス分のボタンをもらうことができます。

こうして、できるだけボードをパッチで埋めて、両プレイヤーとも時間ボードのゴール地点までたどり着いたら、ゲーム終了です。

手元のボタンと、ボーナスを得ていれば+7の合計が得点となりますが、ボードに空きがあると1マスにつき-2ボタンとなります。

終了と勝利条件

終了条件
  • 両プレイヤーとも時間ボードのゴール地点までたどり着く
勝利条件
  • 多くのボタンを獲得する

ゲームレビュー

このゲームは「アグリコラ」や「ボーナンザ」、「ル・アーブル」などのデザインで知られる、ウヴェさんの作品です。

2人でプレイするのに、とてもおすすめのボードゲームです。

デザインは可愛いですが、完全に情報が開示されているアブストラクトゲームでもあります。

短時間で遊べますが、タイルを敷き詰めるパズル要素、ボタンマスを見越したタイルの買い物、7✕7のボーナス要素、時間の進め方、とゲームに慣れれば慣れるほど上達するので、何度も遊びたくなります。

パッケージも手頃な大きさで、仕舞いやすくてパッチのデザインもかわいらしくできているので2人専用ゲームの定番としてよく遊んでいます。

慣れると20分程度でゲームを終わらせられる感じですね。

家族と友人の感想

カイチョ
カイチョ

手軽にわかりやすく、パズル要素も相まって女性陣に人気のゲームです。ガチンコでやるとシビアなゲームのはずですが、それほど苦しい感じはしなくて何度もやりたくなるのはゲームバランスがとても良いのだと思います。

ゲーム情報

ゲームデザインウヴェ・ローゼンベルク(Uwe Rosenberg)
アートワーククレメンス・フランツ(Klemens Franz)
制作/販売Lookout Games
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
受賞歴など
ゲーム名パッチワーク
原 題Patchwork
プレイ人数2人専用
対象年令8歳~
プレイ時間25分
参考価格(¥)3,300円

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