奥井 晶久(Akihisa Okui)
3~7人 10分 10歳~
ゲーム概要
オオカミ男(人狼)狩りの伝説をモチーフにして、他のプレイヤーと会話で駆け引きしながら、人狼を見つける(または人狼として隠れる)ゲームです。
- 短時間で遊べる正体隠匿ゲーム
- ゲームマスターなしでも簡単にできる
- ある程度、会話での駆け引き要
いわゆる人狼系の正体隠匿ゲームですが、何度ラウンドか行って徐々に犠牲者が出ていく人狼ゲームと異なり、名前のとおり1晩のみの1ラウンドで遊ぶシンプルな人狼です。
このゲームではいくつかの役割カードがあり、「人狼」になったプレイヤーは正体がバレないように逃げ延びる必要があります。
「人狼」は他に「人狼」がいるかどうかが分かります(0人のときも、1人のときもあります)

他には、特殊な能力のない「村人」、1枚の役割カードを確認できる「占い師」、他のプレイヤーと役割を入れ替える「怪盗」となります。

人数によって役割カードの枚数が決まり、さらに、そのうちの2枚は伏せて場の中央に置かれますので、自分の役割だけでは誰が何の役割なのかはわかりません。
役割カードが配られた後、全員顔を伏せて、それぞれの役割に応じた特殊な職業の能力を発揮します。
その後、全員で議論を行って、適当な時間がきたら、誰かひとり処刑する人を指さします。
人狼チームは処刑されなければ勝ち、人間チームは1人でも人狼を処刑できれば勝ち。
なお、人狼が居ない場合は、全員が異なる人を指すことができれば勝ちとなりますが、誤って一人でも善良な人を処刑してしまったら全員が負けとなります。

終了と勝利条件
- 1晩(1ラウンド)議論し、処刑者を決める
- 人間チーム:人狼を1人でも処刑する
- 人狼チーム:人狼が処刑されない
ゲームレビュー
たった1ラウンドだけの議論になりますので、情報も少なくて議論になるのかな?というのが購入前の印象でした。
なにより、ゲームマスター不要で、手軽に遊べるのがいいですね。
小学生同士であっても、鋭い指摘や観察眼を持っている人が居たり、怪しい挙動をするけどただの村人だったりして、ワイワイ楽しく盛り上がれます。
パッケージやカードはしっかりした作りですので、あともう少し安ければ手にとってもらいやすい気もします...が結構売れているのかもしれません。
家族同士でも手軽に人狼が遊べますので、通常の人狼をプレイするハードルが高ければ、一度プレイしてみることをオススメします。
家族と友人の感想

実際にプレイすると、皆が目を閉じてそれぞれの役割カードをチェックする際に音が出たり、置いてあったカードの位置がズレていたりといったヒントであったり、怪しい挙動や怪しい占い師の発言によって、思いのほか推理が楽しめます。現在は色々なバージョンが出てきますので、気に入ったものを手にとってみてはどうでしょうか。
ゲーム情報
ゲームデザイン | 奥井 晶久(Akihisa Okui) |
アートワーク | 林 絵美子 (Hayashi Emiko) |
制作/販売 | 奥井 晶久(Akihisa Okui) |
受賞歴など | ― |
ゲーム名 | ワンナイト人狼 |
原 題 | One Night Werewolf |
プレイ人数 | 3~7人 |
対象年令 | 10歳~ |
プレイ時間 | 10分 |
参考価格(¥) | 1,650円 |
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