Juergen P. Grunau
2~6人 15分 5歳~
ゲーム概要
各面に色がついたサイコロを振って、自分のレースカーを一番早くゴールさせるシンプルゲームです。
- シンプルルール!
- ちいさなひとでも、自分たちですぐ遊べる
- 短時間で、すぐに遊べる
- 木のサイコロ、レースカーコマの出来がいい
- 基本的に勝敗はサイコロ運
一人ずつ順番に、自分の番がまわってきたら色付き6面体のサイコロ6個を振ります。
ゲーム盤面のコースには、サイコロと同じ色を使ってマス目が描かれています。
振ったサイコロの色に応じて、自分のレースカーを進めていきます。
例えば、青、白、赤の目がでていると、好きな順番で青、白、赤のコースマスにコマを進めることができます。
サイコロの出目に対応したマスの色が無いと、そこで手番が終了です。
6個のサイコロをつかうので、運がいいと6マス進めますが、運が悪いと1マスも進めません。

タイヤの描かれたマスは進入不可なので、コースの一部に狭いところがあり、そこをうまく抜けるのも勝負どころです。
また、他のプレイヤーがいるコマは、サイコロの色が合えばすり抜けられます。
他のプレイヤーがいるコマで止まると、その相手コマを押しのけ、相手は1マス後ろに下げられてしまいます。(熱いデッドヒート!)

このように順番にコマを進めていき、ゴールまでたどり着くことで順位を決めます。
誰かがゴールした時点で終了でもいいですし、みんながゴールするまでゲームをしても良いと思います。
終了と勝利条件
- レースカーコマがゴールラインを越える
- 1番早くゴールラインを越える
ゲームレビュー
イタリアのモンツァサーキットを舞台にした、シンプルで楽しいカーレースゲームです。
ガラガラッとサイコロを振れるだけでも楽しいですが、出た色とコースマスの色が合うと、一気に進めるのが嬉しいですね。
反対に、出目が悪いとタイヤの置かれた進入不可のマスに挟まれた細いマスを越えることができずにヤキモキします。
(エンジントラブルだー!といいつつも、やっぱりくやしい)

サイコロですすめる運要素が強いゲームです。
しかし、ただのすごろくと違うポイントは、サイコロ振って出た色をどういう順番で使えば一番うまくすすめるか考えないといけない点でしょう。
また、うまくインコースを走るとゴールまでのマス目が少ないので速く走れるのもレースっぽくて面白いです。
ちいさいひと向けで、我が家では家族で遊びに来てくれたときに遊ぶと結構盛り上がりますね。
単純にサイコロを振ってレースをするだけでも楽しい。

子どもの幼少期だけしか出番がないかなーと思って買いましたが、遊びに来てくれた友人家族や近所の子たちにも好評で、長く遊べています。
ちなみに、モンツァサーキットはモンツァ国立公園内にあって、世界で3番目に古いサーキットだとか。
イタリアでのF1も開催されています。
家族と友人の感想

我が家の男子にと思って買って遊んでいましたが、女の子も良く遊んでいますね。簡単なルール、ボードのデザインもカラフルなのと、温かみのある木ゴマ、サイコロを振る楽しさが楽しいポイントでしょうか。さすがHABA社!

ほかの人に抜かされたり、追い抜いたりするのが楽しい。

ほぼ運ゲーだけど、簡単にできるところがいい。
あ、エンジントラブル4回目・・・

たくさんサイコロをふっても進めないこともあるし、一発逆転ができるところがいい。たくさんサイコロをふるのが良くて、抜きつ抜かれつのデッドヒートが楽しい。引き離されても、運が良ければ差がついていても追いつけるのが子どもと安心して遊べるね。
ゲーム情報
ゲームデザイン | Juergen P. Grunau |
アートワーク | ― |
制作/販売 | HABA(ハバ社) |
受賞歴など | ― |
ゲーム名 | モンツァ・カーレース |
原 題 | MONZA |
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年令 | 5歳~ |
プレイ時間 | 15分 |
参考価格(¥) | 3,500円 |
コメント