鈴木銀一郎(Ginichiro Suzuki)
2~6人 30分 8歳以上
ゲーム概要
各プレイヤーはモンスターをつかって他のプレイヤーを妨害しつつ、キャラクターカードなどから助けを借りてダンジョンに潜り、宝物を獲得するゲームです。
- ルールが簡単
- ダンジョン探索をしている雰囲気がいい
- 運の要素も大きく、誰でもプレイしやすい
- 他のプレイヤーを直接妨害する要素がある
- 考える要素はあるが、運の要素も強い
各プレイヤーは手札からカードを出していくことで、以下のいずれかのアクションを行います。
- 迷宮カードを出して、ダンジョンをすすむ
- キャラクターカードか回り道カードを出して、モンスターを撃退する
- モンスターカードを出して、他のプレイヤーを妨害する

迷宮カードに書かれた数字の合計が100以上になった場合、宝物に辿りついたことになり、今度は入口まで引き返すことになります。
その際は、往路で出した数字の合計にぴったり復路の数字合計を出さないとゴールできないので注意です。

モンスターカードは、他のプレイヤーに押し付けることができます。
モンスターカードを押し付けられたプレイヤーは、モンスターを除去しない限り、迷宮カードを出すことができません。
モンスターを除去するには、キャラクターカードで戦いを挑むか、回り道カードを出す必要があります。

キャラクターカードでモンスターに戦いを挑むときは、一度に何枚でも出すことができます。
Dはダイス(サイコロ)を表し、例えば6D+2であればサイコロ6個の出目+2が攻撃力になります。
この攻撃力がモンスターの強さの数字を上回るとモンスターカードは除去され、またキャラクターカードは捨て手札になります。
なお、盗賊カードをもっていると、後述のトラップカードをひいたときに捨て手札にすることで、トラップを無効にすることができます。

また、山札からカードを引く際に、トラップカードを引いてしまうと手札を失ってしまいます。
終了と勝利条件
- いずれかのプレイヤーが無事迷宮を出る
- 獲得したゴールドがもっとも多い
ゲームレビュー
良くも悪くも運の要素が大きめなので、カードのひき、ダイスの出目によって勝ち負けが決まってしまうことがあります。
そのため、一生懸命に考えてもカード運によっては、どうしても勝てない展開になることがありますね。
反対に言うと、初めてプレイしたひとでも十分に勝てる可能性があるということになりますので、軽くゲームをするには手軽です。
イラストもきれいで価格もこなれていますので、テーマが好きな人は手に取ってみてもよいのではないでしょうか。

家族と友人の感想

初版は学生時代にひたすら遊んでいました。日本製の小箱系ゲームが、どっと発売された時期で、モンスターメーカーも色々バリエーションが出ていましたね(学園とかまで)。今どきのドイツ系ゲームにくらべるとシステム的に洗練されていない部分があったとは思いますが、本作を含めて夢中で遊ばせる要素がありましたね。
ゲーム情報
ゲームデザイン | 鈴木銀一郎 |
アートワーク | 九月姫(原案) 平尾リョウ(キャラクター) 下釜陵志(モンスター) DucQrews(合鴨ひろゆき、月要、いとうゆい) |
制作/販売 | アークライト(ArclightGames) 銀河企画(協力) |
受賞歴など | ― |
ゲーム名 | モンスターメーカー 新版 |
原題(英題) | Monster Maker:New Edition |
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年令 | 8歳~ |
プレイ時間 | 30分 |
参考価格(¥) | 3,500円 |
コメント
たまにはこんなゲーム、やりたい(^_^)
けんさん、こんにちは。比較的お手軽なゲームなので、機会があるときは、ぜひやってみてくださいね。