菅沼 正夫(Masao Suganuma)
2~4人 30分 7歳以上
ゲーム概要
施設カードとサイコロを使って、資金を集め、街を発展させていくゲームです。
- ルールが簡単でわかりやすい
- 自分の街が発展していくのが楽しい
- 自分の街を発展させるのが主体であるため、ソロプレイ気味
- サイコロ運が大きめ
順番が回ってきたプレイヤーは、まずサイコロを1つ(ランドマークの駅を建てたら2個振ってもよいです)振り、出目に応じた施設からコインをもらいます。
その後、持っているコインを使って場に出ている施設カードを1枚購入するか、ランドマークカードを建てることができます。

それぞれのカードには、サイコロの出目に応じた効果や、特殊な効果を発揮する内容が書かれています。
これを繰り返し、4つのランドマークをすべて建てた人が勝ちとなります。

終了と勝利条件
- 誰かが自分のランドマーク4つを建設する
- 自分のランドマーク4つを建設する
ゲームレビュー
菅沼氏がつくった、ドイツ年間ゲーム大賞にもノミネートされたことのあるゲームです。
1個か2個のサイコロを使って、各カードに書かれた数字と同じ目が出ると資金がもらえるというシステムなので、直感的にわかりやすいのが良いですね。

共通の場からカードを得ますが、自分専用の街を発展させていくため、ソロプレイ気味のゲームにはなります。
ただ、相手の手番であっても資金をもらえるカードがあったり、それほど攻撃要素は高くありませんが、相手から資金を奪えるカードもあったりとゲームに集中させる仕組みは考えられていますね。

拡張の「街コロ+(プラス)」や「街コロ#(シャープ)」もあり、もう少しカードに変化が欲しい場合は追加購入できます。
複雑なルールは無いので、あまりボードゲームに慣れていないひとでも、とっつきやすいと思います。
それほど長考になることもなく、ほどよい軽さでプレイしやすいですね。
家族と友人の感想

あえてサイコロ1個のみを使っていく戦術であったり、2個振る場合は、ついつい期待値がもっとも高い7前後のカードを集めてしまう戦術をとってしまいます。ですが、それだけでは必ずしも勝てないのが、このゲームの妙ですね。
ゲーム情報
ゲームデザイン | 菅沼 正夫(Masao Suganuma) |
アートワーク | ― |
制作/販売 | グランディング(Grounding) |
受賞歴など | ドイツ年間ゲーム大賞 2015 ノミネート フランス年間ゲーム大賞 2015 ノミネート |
ゲーム名 | 街コロ |
原 題 | MACHI KORO(英題) |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年令 | 7歳以上 |
プレイ時間 | 30分 |
参考価格(¥) | 3,667円 |
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