Brian Gomez(ブライアン・ゴメス)
2~4人 20分 6歳~
ゲーム概要
プレイヤーはペンギンとなって魚を集め、そのうち1人は捕まえ役のペンギンとなってほかのペンギンを捕まえるというアクションゲームです。
- ルールがわかりやすく、基本的におはじきでコマをはじいて遊ぶ
- おきあがりこぼしコマの動きが面白い
- 気合を入れると、指が痛くなる
それぞれペンギン学校(スクール)の生徒になって、授業をさぼって、風紀委員から逃げ回りながクールに魚をあつめるというテーマになっています。

自分の番がまわってきたら、担当する色のペンギンコマを指ではじいて動かしていきます。
逃げ役のペンギンは、自分のコマが魚がぶら下がったドアを潜り抜ければ、魚を獲得できます。

魚を獲得すると、1~3点のカードがもらえ、1点のカードは2枚集めるとボーナスとして、さらにアクションを1回ふやすことができます。

風紀委員担当となったペンギンは、自分のコマを指ではじいて逃げ役のペンギンにぶつけることができれば捕獲成功です。
こうして、いずれかの生徒が自分の色の魚3匹を獲得するか、風紀委員が逃げ役のペンギンすべてを捕獲すればラウンドは終了となります。

各プレイヤーが1回ずつ風紀委員を務めたらゲーム終了となり、獲得ポイントが最も多いプレイヤーの勝利です。

終了と勝利条件
- 各プレイヤーが1回ずつ風紀委員をする
- もっともポイントを獲得する
ゲームレビュー
言ってしまえばおはじき遊びなのですが、指でペンギンをはじく場所によってジャンプさせたり、カーブさせたりすることもできてテクニックを魅せることができます。
もちろん、普通にペンギンをはじいて華麗に穴を通していくだけでも面白い。
また、多重になった箱を展開することでフィールドをつくるアイデアや、起き上がりこぼしのペンギンコマの絶妙なバランスが、ゲームの根元を支えています。

単純に魚を獲得するのを競うだけでなく、なんといっても一人が学級委員(おにごっこの鬼)役になるというシステムが面白さを生み出していますね。
欠点は指(爪)が痛くなるというところですね。
もちろん、上手にペンギンを弾けばいいんですが、気合をいれて弾くと当たり所によってはイタイです。これは、指サックをはめるなどして痛くならないように工夫しています。

家族と友人の感想

ペンギンコマの動きによっては、面白い軌道を描いて劇的な結果になったりして子どもも大人も一緒に楽しく遊べます。扉の2枚くぐりや、ジャンプが成功したときは嬉しい!
昔は、ペンギン自身をぶつけるのではなく、氷のブロックを押し飛ばして、敵をやっつけたものです(違)

ペンギンを狙い通りに動かせず、風紀委員につかまってしまうのが面白い。自分が思ってもいなかった神業がでるときがあって、俺って神!?と思う時が楽しい。
ゲーム情報
ゲームデザイン | Brian Gomez(ブライアン・ゴメス) |
アートワーク | Reinis Pētersons(レイニス・ピーターソンズ) |
制作/販売 | ブレインゲームズ(Brain Games) ホビージャパン(HobbyJAPAN) |
受賞歴など | ― |
ゲーム名 | アイスクール |
原 題 | Ice Cool |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年令 | 6歳~ |
プレイ時間 | 20分 |
参考価格(¥) | 4,400円 |
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