Brian Yu(ブライアン・ユー)
2~4人 30分 8歳~
ゲーム概要
プレイヤーみんなで協力して宝石ハンターとなり、おばけ屋敷のおばけたちを退治しながら、8つの宝石を運び出して獲得するゲームです。
- 低年齢から遊べる協力ゲーム
- サイコロ運だけでなく、カード要素もあり考えどころがある
- おばけ退治にドキドキワクワク
- サイコロ運によってオバケ出現難易度が変わりがち

ゲームボードには、特定の部屋に8つの宝石が置いてあり、これらを1つづつ入口まで運び、すべての宝石を集めることができれば全員勝利となります。
各部屋には、おばけや悪霊が出現するので、それらを退治しつつ宝石を集めていく必要があり、協力してプレイする必要があります。
自分の番がまわってきたら、移動用のサイコロを振り、出目が進めるマス(部屋も1マスで数えます)となります。

部屋に入り、宝石があればその宝石を獲得してプレイヤーコマの背中に差し込みます。
この状態でスタート地点の屋敷の外へたどり着けると、宝石を持ち出すことができ、コマから宝石を下ろします。

移動用のサイコロを振った際にオバケマークが出たら(1~5)、おばけカードを1枚ひき、そこに書かれている部屋におばけを1体置きます。
ここで、おばけが3体目になる場合は、おばけが合体して強力な悪霊になってしまいます。
悪霊がいる部屋にプレイヤーコマがいると、そこからプレイヤーは移動することができなくなってしまいます。

部屋にいるおばけと悪霊は退治ができますが、普通のおばけは一人以上、悪霊は二人以上でないと退治ができません。
おばけか悪霊のいる部屋にプレイヤーコマを止めると、戦うことができます。

黒いおばけ退治サイコロをふって、おばけマークがでるとおばけを、悪霊マークがでると悪霊を退治することができます。
二人以上のプレイヤーがいる場合は、サイコロを2つまでふることができます。


終了と勝利条件
- 宝石ハンター全員が脱出し、すべての宝石を屋敷の外へ持ち出す
- 赤い悪霊が6体部屋に置かれる(ゲームオーバー)
- 宝石ハンター全員が脱出し、8つの宝石を屋敷の外に持ち出す
ゲームレビュー
協力してお化け屋敷に入って、宝石を集めるというコンセプトがワクワクしますね。どんどん増えるオバケ、オバケ放っておくと増え始める悪霊が面白いです。
子供向けにパンデミックのような協力ゲームが欲しいな、と思っていたところに見つけたゲームです。

ゲームに慣れてくると、どんどん増えていくおばけを、ある程度減らしながら進めないとゲームオーバーになってしまうのに気がついてきます。

上級ルールでおばけカードの追加や、特定のドアがロックされて通れなくなるドアロックカードといったルールが追加されます。
家族と友人の感想

子どもたちも、ゲームに負けても、次回はどうやって協力する作戦をたてればオバケを抑えていけるのか、自然と考えるようになるのがいいです。ふとした時に、良く遊んでいます。オバケ退治というテーマですが、協力ゲームということもあり、女の子でもよろこんで遊んでいますね。

赤いおばけがでてくると、みんなで戦はないといけないのでたいへん。みんなで協力するところは好き。

たった今とおりすぎたところから、どんどんワラワラ出てくるオバケがふえるので、コノヤロー!と思ってしまう。星10個で評価すると5個くらいかなー。
ゲーム情報
ゲームデザイン | Brian Yu(ブライアン・ユー) |
アートワーク | Pierô(ピエロー) |
制作/販売 | Mattel(マテル) |
受賞歴など | ドイツ年間ゲーム大賞キッズゲーム賞 |
ゲーム名 | お化け屋敷の宝石ハンター |
原 題 | Ghost Fightin’ Treasure Hunters |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年令 | 8歳~ |
プレイ時間 | 30分 |
参考価格(¥) | 4,800円 |
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