エヴォリューション(Evolution)【ボードゲーム紹介】

~60分

Dominic Crapuchettesドミニク クラピュシェット
Dmitry Knorreドミトリー クノール
Sergey Machinセルゲイ マーチン
2~6人   60分   12歳~

進化を競い、弱肉強食の世界を生き延びて繁栄目指せ

ゲーム概要

目 的

創り上げた動物種を延命させ、できるだけ多くの餌を摂取させることを目的とします。

ゲームテーマ

動物たちを進化させ、最強の動物種を創り、繁栄させるという食物連鎖がテーマです。種の進化、繁栄と淘汰というダーウィンの進化論を表現しています。

おすすめポイント
  • 様々な進化をさせて、動物を繁栄させていくのが楽しい
  • 場の状況を考えて、最適な進化を考えるのが面白い
要検討ポイント
  • カードの引き運によっては、厳しい展開になるかも

構成品とルール概略

ゲームの構成品

・水場タイル 1枚
・親マーカー 1個
・特徴カード 129枚
・動物種ボード 20枚
・木製マーカー 40個
・食料トークン 156個
・ついたて 6枚
・早見表 2枚

たくさんの食糧トークン、植物と肉の両面仕様。

ルール概略

各プレイヤーは、動物種ボードに特徴カードを使うことによって、特定の特徴を持った動物をつくりだすことができます。

また、手札を捨てていくことで創り出した動物の個体数を増やしたり、サイズを大きくすることもできます。

これにより、数を増やして他の肉食動物に襲われても数を減らして対応したり、サイズを大きくすることで、他の肉食動物に襲われにくくしたりして絶滅するのを避けることができます。

動物の種類は「草食動物」と「肉食動物」の2種類があり、草食動物は水場の植物を食べ、肉食動物は他の自分より小さなサイズの動物を食べることで得点を獲得することができます。

中央の水場には植物が毎ラウンド置かれるが、限られた数しかない。

ただし、餌の数は限られており、餌が足りないと餓死して個体数を減らさなければなりません。

動物に付与できる特徴は2種類か3種類まで付与することができ、木に登って同じ能力を持たない肉食動物から襲われなくなったり、甲羅をつけたり集団行動能力を得たりといったことができます。

こうして、動物を進化させてエサを獲得していき、もっとも繁栄することを目指します。

終了条件・勝利条件

終了条件
  • 特徴カードの山札がなくなる
勝利条件
  • 動物種の個体数、特徴、獲得したエサの数合計が最も高い
動物種ボードに特徴カードをつける。

ゲームレビュー

構成品について

動物種ボードは紙製ですがしっかりしたつくりとなっており、カードのデキはスタンダードで特に厚みはありませんが、プレイに支障はありません。

カード類のイラストは写実的な感じで、特徴カードなどには実際に居そうな動物の絵が描かれています。

その他、大量に入っている食料トークンも同様に紙製です。

また、サイズと個体数を表すマーカーは木製のキューブ状となっており、動物種ボードの四角く空いたスペースにはめ込むことでそれぞれの数を示すように使います。

動物種ボード。緑のコマが個体数、茶色のコマがサイズ。

ルールについて

基本的なルールは動物種を増やす、動物のサイズまたは個体数を増やす、特徴カードを付与するといったもので、あとは食事のルールを処理すれば理解すればよいくらいです。

ただ、特徴カードの説明と、どのような特徴カードがあるかはゲームを始める前に一通りは知っておく方が良いと思います。

一部の特徴カードには、初めてのプレイでは説明文を読んでもピンとこない特徴があったりしますので、そのあたりが若干とっつきにくさにも影響しているように思います。

レビュー

なんと言っても、ダーウィンの進化論をベースとしたゲームシステムが目を引きます。

特徴カードによる進化はもちろんですが、それによって捕食を逃れたり、捕食することができなくなった肉食獣が進化に失敗して数を減らして絶滅する様など、ちゃんとゲームとして非常に面白くなっています。

草食動物ばかり増えてしまっても、限られた水場の植物のみではまかないきれず、肉食動物の登場によって、草食動物が減ることでまた食物連鎖のバランスが保たれる動きになるのが凄いです。

単純に、特徴カードをいっぱいつけた、「最強の動物!」だけでは勝てなくて、上手に周囲との生態系バランスを見ながらも進化競争に勝とうとするのが難しく、また楽しい。

いわゆる学習を主眼につくられたゲームではなく、本ゲームを遊ぶことで、本当に肌で進化論の動き・(危うさも秘めた)システムを感じることができます。

家族と友人の感想

カイチョ
カイチョ

2人だと特徴カードの枚数が2枚までと制限があり、多様性がある展開にもなりにくいので、3人以上でのプレイがオススメですね。
レビューに描いた通りですが、ダーウィン進化論をシステムに取り入れ、ゲームに昇華しているのが大興奮のゲームです。
元はロシアの方が考案されたそうですが、のちにアメリカで発売されたという経緯があるそうです。

ゲーム情報

ゲームデザインDominic Crapuchettesドミニク クラピュシェット
Dmitry Knorreドミトリー クノール
Sergey Machinセルゲイ マーチン
アートワークJohn Ariosaジョン アリオサ
Giorgio De Micheleジョルジョ デ ミケーレ
Catherine Hamiltonキャサリン・ハミルトン
制作/販売Schmidt Spieleシュミット シュピーレ
受賞歴など
ゲーム名エボリューション
原 題Evolution
プレイ人数2~6人
対象年令12歳~
プレイ時間60分
参考価格(¥)5,060円

コメント

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