Jean-Louis Roubira (ジャン=ルイ・ルビラ)
2~5人 30分 8歳~
ゲーム概要
語り部のお題を元に、参加者が1枚づつカードを出しあって、語り部の出したカードを当てるゲームです。
自分のカードをうまく当ててもらったり、語り部のカードを当てることで得点を得ることを目指します。
- カードイラストからイマジネーションを受け、ストーリーをつくる
- 親が提示したお題を推理する
- みんなでワイワイ盛り上がるパーティゲーム

各プレイヤーに様々なイラストが描かれたカードが配られます。
親=語り部になったひとは、手札の一枚を選び、お題を宣言します。
その他のプレイヤーは、親が宣言したお題に近いと思うカードを場に出します。
親のカードを含めてシャッフルし、場に提示して親以外のプレイヤーが親の出したカードを推理して当てるとポイントがもらえるというゲームです。

ゲームレビュー
ひとによって受ける印象が異なる、イマジネーションをかき立てられるカードイラストが特徴のゲームですね。
親のカードを当てると親にも当てた人にも得点が入り、また他のプレイヤーが出したカードに投票すると、投票してもらったプレイヤーが得点を得られます。
また、親は全員に当てられたり、全員に当ててもらえなかったりすると得点をもらえません。
そのため、わかり易すぎず、また難しすぎない程よいお題を出すのがポイントです。
お題はストーリー仕立ての文章でも、単語でも、擬音でも良いので相手にイメージが伝わるようなものであればよいです。

美麗なイラストやウサギ型のコマ、また競技性が強くないのも相まって女性に人気です。
ボードゲームといえば人生ゲームや将棋くらいしかやったことがない、という人にプレイしてもらうと「こんなゲームもあるんだ!」という感想をよくもらいます。
我が家のゲーム会では、初めての方を招いた場合に女性の方がいるときは必ずといって良いほどプレイしていますね。
終了と勝利条件
- 誰かが30点をとる
- 山札がすべてなくなる
- ゲーム終了時にもっとも多くの得点を得ている
家族の感想

いろいろな人の感性が見えるし、普段気づかないような面に出会うこともあって、そこが面白い。その人の引き出しを開けちゃう感じ。

ユニークな絵があって、自分でタイトルをつけられるのが面白い。自分のお題を当ててもらえると嬉しくて、快感。(11歳時)

得点をシビアに競い合って争うよりも、ほかのプレイヤーの考えやイメージを共有して楽しむようなコミュニケーションに重きを置いた、優しいゲーム。

ゲーム情報
ゲームデザイン | Jean-Louis Roubira (ジャン=ルイ・ルビラ) |
アートワーク | Marie Cardouat (マリー・キャドゥア) |
制作/販売 | Libellud(フランス) ホビージャパン(HobbyJAPAN) |
受賞歴など | ドイツ 2010年ゲーム大賞 (Spiel des Jahres)大賞受賞 |
ゲーム名 | ディクシット |
原 題 | Dixit |
プレイ人数 | 2~6人 (新版:~8人) |
対象年令 | 8歳~ |
プレイ時間 | 30分 |
参考価格(¥) | 4,980円 |
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