クク21(Cuccu21)【ボードゲーム紹介】

~30分

丸田 康司(Koji Maruta)
草場 純(Jun Kusaba)
5~12人   30分   6歳~

ゲーム概要

欧州由来の古典ゲーム「クク / カンビオ」を元に、「すごろくや」さんがアレンジを加えたゲームで、1枚のカードを交換するかしないを選んで他のプレイヤーと勝負し、チップを獲得していきます。

配られたカードを交換するかしないかのシンプルルールですが、すでに場に出たかどうかをカウントして作戦を考えたり、一気に勝負を決めるクク(ふくろうのカード)をいつ出すのかなど、ちょっぴり考える要素と、ギャンブル要素があるゲームです。

おすすめポイント
  • カード1枚の交換・未交換というシンプルルール
  • チップをごっそり獲得できるドキドキ感
要検討ポイント
  • ギャンブル要素高めのため、運寄りが嫌いな人には合わないかも
  • 特殊効果をもつカード効果が、直感的に覚えにくい(すぐ慣れますが)
  • 人数が5人以上必要

1ゲームは数ラウンドから構成され、始めの3ラウンドを行ったあと、4ラウンド目からは生き残り者を決めていく生き残り戦が始まります。

4ラウンド以降に脱落すると、脱落者はそのゲームには参加できなくなり、誰か1人が生き残るまで続けます。

参加者は規定のチップを持ち、チップはゲームに参加するときの参加費であったり、負けたときに場のチップ入れ(ポット)に支払います。

プラスチックだけど、デザインがいいチップ。5点の金と1点の銀。

親となった人の掛け声で、反時計回り(時計回りでも支障ないと思います)の順番で、配られたカードを保持するか、それとも次の隣の人と交換するかを選択するだけのシンプルなルールです。

基本的には、数字の大きい方が勝ち残っていくゲームですが、特殊な能力を持ったカードがあり、それらの特殊カードは交換を申し込まれたときや自分で使うことを宣言することで能力を発揮します。

フツーの数字カード

自分の番が回ってきたら、自分の持っているカードを交換するか、しないかを宣言します。

カード交換をする場合は、次の手番の人とカードを交換しますが、相手が特殊なカードを持っていた場合は、さらに次の人にスルーされたり、いきなり脱落宣言をされたりします。

特殊なカードたち。やっぱり「猫」が楽しい。にゃー。

また、自分の前手番の方からカード交換を申し込まれたときは、特殊な効果が無い場合はカードを交換し、特殊効果がある場合はその効果を宣言します。

そうして、脱落した場合はチップを仕払い、これを3ラウンドまで繰り返します。

4ラウンド目からは生き残り戦となり、脱落者はチップの支払いは不要ですが、負けるとゲームから脱落してしまいます。

これを繰り返し、最後の一人が生き残るまでゲームを続け、生き残った人がチップを総取りします。

終了と勝利条件

終了条件
  • 誰かのチップが0枚になる
勝利条件
  • もっともチップを獲得する

ゲームレビュー

カードを1枚代えるかどうかを選ぶだけ、うーん運だけで楽しいの?という先入観がありましたが、Webで紹介されている皆さんのレビューをみて買ってみました。

初めに買ったのはアークライトゲームズ版の「クク」で、人数が6,7人くらいのときに出してきて遊ぶと、とても面白かったです。

手札はランダムに配られたカードになるためギャンブル性が高いですが、カード交換の選択ができる点が選択の余地を生んでいて、運命に身を委ねて決断する感覚が楽しい。

ただ、ポーカーのように降りる要素はないので、言葉以外の行為でハッタリをかけるといった駆け引き要素はないですね。

そこがシンプルさであり、年齢低めでも十分遊べる要素にもなっています。

また、「家」や「馬」カードの持ち主が交換を要求された場合、そのカードの持ち主をスルーして、次の手番の人とカード交換したり、「人間」が交換を要求されたら交換を申し込んだ人が脱落したり、と直感的にイメージがつかみにくいカードがあります。

ゲーマー的には、すぐ慣れるでしょ、という感覚もあるのですが、一緒にゲームをしていた人でなんとなくしっくりきていないこともあって、そこは気になりました。

クク21は、伝統ゲームのクク要素を活かしながらのアレンジなので、安易な変更は難しい面があるとは思いますが、わかりやすいシンボル(「人間」ではなく「悪魔」であるとか)に変更してもよかったかもしれません。

ただ、そうすると雰囲気が変わりすぎるかなぁ...歴史もあるゲームなので、この何とも言えないタロットカードのような神秘性を感じる雰囲気も大好きです。

ただし、「猫」は変えなくていいです。
かわいいので。

元の「クク」に追加された特殊カードの「式典」と「恋人達」は無くても良いように感じました。

不要に感じた場合は、抜いてみて遊んでも良いかもしれません。

ラウンドを示すカードが入っていて、わかりやすい。

ただ、「クク21」はラウンドを示すカードや、各カードにその特殊効果の説明が書いてあるので、プレイしやすさは格段に上がっています。

また、アートワークが美しく、ゲームの雰囲気を盛り上げてくれます。

「すごろくや」さんらしく、ゲームに慣れていない人にも楽しく遊んでもらいたい、という配慮が見えるゲームですね。

クク21では、脱落者をわかりやすく示すカード付き。

我が家では、大人数で遊ぶときに時折出しています。

大人がお酒を飲みながら遊べるのもポイントです。
「にゃー!」

家族と友人の感想

カイチョ
カイチョ

「人間」カードの「汝、滅びよ」(脱落)宣言も楽しいですが、「猫」が人気です。

「猫」が、なぜ過去にさかのぼって、カードを持っていた持ち主を脱落させるタイムトラベル能力をもっているのか謎ですが、「にゃー」の宣言をしたくてウズウズします。

反対に、カード交換を申し込まれないと、しょんぼりです。

ククカード(ふくろう)が来たときの万能感も、内心ほくそ笑む感覚が楽しいですな。

ほぼギャンブル寄りのゲームですが、遊ぶチャンスがあったら、食わず嫌いでも一度遊んでみてくださいね。

えにちこ
えにちこ

ほとんど運で勝負が決まる感じがするから、あんまり好きじゃないかな。自分にはもう少し考えて駆け引きするゲームがあっている気がするなー。

ゲーム情報

ゲームデザイン企画・制作:丸田 康司(Koji Maruta)
監修:草場 純(Jun Kusaba)
アートワーク中沢しのぶ(Shinobu nakazawa)
制作/販売すごろくや
受賞歴など
ゲーム名クク21
原 題CUCCU21
プレイ人数5~12人
対象年令6歳~
プレイ時間30分
参考価格(¥)2,970円

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