Jacques Zeimet(ジャック・ゼメ)
2~6人 20分 8歳以上
ゲーム概要
嫌われ者の生き物たちを押し付け合い、決まった枚数まで押し付けられると負けとなるゲームです。
- 相手の様子と自分の手札から押し付けられたカードを推理
- ハッタリを交えながら相手にカードを押しつけ合う心理戦
- 簡単シンプルなルールで短時間でワイワイ
- ハッタリや騙し合いがゲームのキモ
ルールは簡単で、8種類でそれぞれ8枚づつある生き物カードを、ほぼ均等になるようにプレイヤーに配ります。
スタートプレイヤーは、手札から1枚選んで他のプレイヤーに「これはゴキブリです。」などと「これは○○です。」(○○は生き物の名前)といって相手に押し付けます。
このとき、〇〇の名前は本当でもいいですし、ウソでも構いません。
押しつけられたプレイヤーはカードをめくらずに、押しつけられた生き物カードが宣言された生き物かどうかを予想して宣言します。「これは、〇〇です」または「これは、○○ではありません」
その後、カードをめくって確認し、本当かウソかを見事的中させたら、カードを押しつけてきた元の持ち主がそのカードを受け取り、表にして自分の前に並べます。
反対に、見破ることができなかったら、押しつけられた人がカードを受け取って自分の前に並べます。
こうして終了条件を満たされるまで続けます。
なお、押し付けられたときにパスすることもできて、その場合はカード内容を確認し、生き物の名前を宣言して(もちろんウソでもホントでも良い)そのカードを他のプレイヤーへ押し付けます。

終了と勝利条件
- 誰かが同じ生き物カードを4枚押しつけられる
- 誰かの手札がゼロ枚となって、他の人にカードを押しつけなければならないとき
- 全8種類のいきものカードを、それぞれ1枚以上押しつけられる(オプションルール)
- ゲーム終了時まで脱落しない
(終了条件を満たしたプレイヤーが負け)
ゲームレビュー
ゲームがスタートしたときは、相手の表情や普段の行動からカンでウソかホントを見破っていくしかないですが、ゲームが進むにつれて各プレイヤーの前にカードが置かれることで、だんだんカードの予測がやりやすくなってきます。
8種類が8枚づつで合計64枚のカードで構成されており、すべてのカードが皆に配られるので、自分の手札も含めて出る・出ない可能性が高いカードが見えてきます。
といいつつも、脱落者を決めるゲームなので、後半は同種の生き物カードが4枚になるように押し付け合い・読みあいをする展開になります。
自分が出すカードも、相手に見破られると跳ね返ってくるのでうかつには出せません。
ウラのウラをかいたカードを出すのか、あえてストレートに、はたまたパスしてしのぐのか。
簡単なルールとカードだけで、子供も大人も楽しく心理戦を楽しめる傑作ゲームです。

家族の感想

相手に押し付けられたカードを跳ね返すのがキマると、思わずガッツポーズ。
脱落する枚数まで、あと1枚の時は内心ビクビクしながらもポーカーフェイスで。

相手の考えや表情を読みながらカードを押し付け合い、予想が当たった時は楽しい!勝っても負けても楽しいゲーム。

最近になって、勝てるようになってきたけど、以前は害虫愛好家だ~といって、いっぱい集めていたなー。

ゲーム情報
ゲームデザイン | ジャック・ゼメ(Jacques Zeimet) |
アートワーク | ロルフ・ヴォークト(Rolf Vogt) |
制作/販売 | メビウスゲームズ(Mobius Games) |
受賞歴など | 2004年ゲーム対象準候補 |
ゲーム名 | ごきぶりポーカー |
原 題 | Kakerlakenpoker |
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年令 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 20分 |
参考価格(¥) | 1,800円 |
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