Klaus-Jürgen Wrede(クラウス=ユルガン・レード)
2~5人 30~45分 8歳~
ゲーム概要
山札からタイルをひいて、場のタイルの絵柄に合わせて配置し、道や街を完成させることで得点を得ていくゲームです。
- やることはシンプル、だけどタイル配置に考えどころある
- 運と実力のバランスがとれている
- 2人プレイでは競技性も高い
ドイツボードゲームとしては、非常に有名で定番のゲームです。
手番にやることはシンプルで、山札からタイルを一枚ひき、場のタイルに描かれている絵柄に合わせてタイルにつながるように置いていきます。
このとき、道が途切れてしまうとか、街(城壁都市)の壁が途中でふさがれててしまうようなタイルの置き方がはできません。
タイルを置いたのち、タイルに描かれている街、道、草原、修道院にコマ(ミープル)を置くことができます。

コマは草原を除いて置かれている地形が完成すると、得点がもらえて手元に帰ってきます。
得点は、道がタイル1枚につき1点、街がタイル1枚につき2点、紋章があると追加で各2点となります。
修道院は周囲のマス8マスをすべて埋めると9点になります。
例外として草原はゲーム終了時まで手元に戻せず、最後に草原に隣接する「完成した」街につき3点を得られます。
ここで、コマの置き方ですが、自分のコマを含めつながっている地形には1コしかおけません。(すでに支配されているとみなします)
ただし、初めはつながっていなくても、後々つながるのはOKです。

最終的につながった際に、複数のプレイヤーがコマを置いている場合は、もっともコマの数が多いプレイヤーのみ得点をもらえます。
コマが同数の場合は、いずれのプレイヤーも規定通りの得点がもらえます。

終了と勝利条件
- 山札のタイルがすべてなくなる
- ゲーム終了時、もっとも得点が多い
ゲームレビュー
フランス南部、古代ローマ時代の要塞都市カルカソンヌをテーマとした、タイル配置の陣取りゲームですね。
少人数で勝負するのも楽しいですし、多人数でもわいわい楽しくプレイできるゲームです。
多人数では協力することで得点を伸ばしたりすることもでき、時間も程よく勝敗がつきますので、評判通りの傑作です。

世界大会では2人戦が行われており、タイルを覚えてからが勝負といった、ガチンコ勝負で遊ばれています。
世界的人気作で、拡張や宇宙バージョンなど、いろいろと多数発売されていますが、我が家はドイツ語の基本版と拡張1の「宿屋と大聖堂」のみ持っています。
今購入するなら、基本セットとなる「カルカソンヌJ」などが入手性が高いと思います。
家族と友人の感想

私が紹介するのもおこがましいほどの定番ゲームですが、何度プレイしても、タイル配置の展開が異なり、楽しく遊べます。我が家では、ボードゲームを始めた初期にプレイしたところ、あまり面白味を感じていなかったので、しばらくプレイしていませんでした。チョージョが大きくなり、久しぶりにやったところ、大人気となりました。定番ですが、やっぱり面白い。

まだまだタイルを覚えていないので、運頼みでタイルをおいていく感じ。タイルの種類を覚えたら、もっと強くなれると思う。
ゲーム情報
ゲームデザイン | Klaus-Jürgen Wrede(クラウス=ユルガン・レード) |
アートワーク | Doris Matthäus(ドリス・マテーウス) |
制作/販売 | Hans im Glück Verlags-GmbH(ハンス イム グリュック) |
受賞歴など | ドイツ年間ゲーム大賞 2001年大賞 ドイツゲーム大賞1位 |
ゲーム名 | カルカソンヌ |
原 題 | Carcassonne |
プレイ人数 | 2~5人 |
対象年令 | 8歳~ |
プレイ時間 | 30~45分 |
参考価格(¥) | 3,200円 |
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