パーティー向けゲームということで、勝敗を競うというよりはレクリエーション向きのゲームをまとめてみました。
大人数でわいわい遊んだり、みんなの考え方や感性の違いを楽しんで、お互いの理解を深めあったりすることを重視しています。
そのため、多人数向けでルールやセットアップが簡単なものを選んでいます。
1位 テレストレーション(Telestrations)

作者不明
4~8人 15分 12歳~
定番ゲームベスト10にも入れているとおり、我が家のパーティーゲームとしては定番のお絵描き伝言ゲームです。
お題を言葉で書き、次のページにお題の絵を描き、次のページには絵を見てお題を推理してき...とスケッチブックをとなりのプレイヤーに渡しながら、最後に初めのお題と最後の絵を見比べて遊ぶゲームです。
どんどん意味が変わっていく伝言ゲームを、自分で描く絵と言葉のやりとりで、最終的に全然意味の違う絵になってしまったりするのが楽しいですよ。
多人数でやってもほとんど待ち時間がなく、基本的に勝ち負けの要素がない、またルールもすぐにわかるので、ゲーム未経験者が多いときでも手軽に遊べます。
珍妙な絵と答えが飛び出しても、皆で大爆笑できる楽しいパーティーゲームです。
12歳からとなっていますが、わかりやすいお題に絞っていけば、10歳くらいでも問題なく遊べます。
2位 ウィ・ウィル・ロック・ユー(We Will Rock You)

Gabriel Ecoutin(ガブリエル・エコタン)
4~12人 30分 8歳~
受け持ちのカードのとおりに、リズムに乗りながら手を使ったポーズをミスなく行って、順番をまわしていくアクションゲームです。
ドンドンパン!ドンドンパン!とリズムを刻んでいきながら、お互いに色々なポーズをとりあうのが楽しくてしょうがないですね。
ゲームとしては、どんどんミスを誘いやすくなっていく展開になりますので、ミスをしてしまっても、その状況を楽しみましょう!
3位 ジャスト・ワン(JUST ONE)

Ludovic Roudy(ルードビック・ルーディ)
Bruno Sautter(ブルーノ・ソテール)
3~7人 20分 8歳~
みんなでワイワイ楽しめる、協力型のお題当てパーティゲームです。
大人も子どもも、いっしょになってヒントを出し、お題を当ててもらう協力ゲームになりますので、一体感もありますね。
なかなか、優秀な成績を出すのは難しく、いつも真ん中からちょっと上かちょっと下くらいの成績しかとれていませぬ。
我らの感性がバラバラということでしょうか...
2019年ドイツ年間ゲーム大賞受賞。
4位 犯人は踊る

鍋野 ぺす(Nabeno Pesu)
3~8人 10分 8歳~
お手軽なババ抜き風ゲームで、犯人がババの扱いに近いです。
犯人になっても、逃げ切れれば勝ちなのが面白いですね。
皆の手札を犯人カードがいったりきたり、犯人カードが手札にある時はドキドキものです。
小箱で持ち運びも便利、ルール説明が簡単で大人と子供が一緒に遊んでも盛り上がります。
5位 ピット(Pit)

Edgar Cayce(エドガー・ケイシー)
Harry Gavitt(ハリー・ガビット)
George S. Parker(ジョージ・パーカー)
3~8人 30分 7歳~
他のプレイヤーとリアルタイムにカードを交換しながら、いずれか一種類の作物カードを揃えるゲームです。
単純なゲームですが、みんなで声を張り上げながらワーワーとカードを交換しあうので必ず盛り上がりますね。
恥ずかしがり屋のひとには無理強いはできませんが、やってみると思わず声を出してしまいますので、思い切って遊んでみると楽しめることが多いと思います。
6位 コンセプト(CONCEPT)

Alain Rivollet (アラン・リボレ)
Gaëtan Beaujannot (ゲートン・ブジェノー)
4~12人 40分 10歳~
2人一組で出題者となり、出題を選んでボード上のアイコンを示し、他の回答者たちにお題を当ててもらうというゲームです。
皆でわいわい言いながら楽しめる協力ゲームで、参加者それぞれの感性の違いが解るのが楽しいです。
言葉ではなく、イメージで伝え合うので、なかなか伝わらないもどかしさと、わかってもらえたときのうれしさが面白い。
ビビッとひらめきがあって、見事正解になると嬉しいですね。
受賞こそしていませんが、ドイツ年間ゲーム大賞2014年 ノミネート作品です。
7位 私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe…)

Urs Hostettler(ウルス・ホステトラー)
2~9人 30分 10歳~
いわゆる大喜利系のゲームですが、お題の空欄にいれる言葉を大量にカードにしてあり、誰でも簡単に言葉遊びができるようになっています。
ルールも出題者がお題を選んで、回答者は1~2枚の回答を選んで出すだけなので、簡単に説明ができます。
大量のカードが入っており、20cm×15cmくらの箱なので、ちいさなカバンでホイホイ持ち歩くというサイズではないですが、可搬性も悪くはないです。
8位 クイズいいセン行きまSHOW!

川崎 晋(Susumu Kawasaki)
3~10人 25分 8歳~
選ばれたお題について、皆で回答を出し合って「ちょどいい」くらいの数字を回答しあうゲームです。
ミソとしては、皆の回答のなかで真ん中くらいのちょうどよさが一番点数をもらえますので、大きくハズレた人の常識度・世間とのズレが楽しめます。
そう言いつつも、嗜好が偏ったひと同士で遊ぶと回答も偏るので、それはそれで面白いかもしれませんね。
9位 クク21(Cucco 21)

丸田 康司(Koji Maruta)
草場 純(Jun Kusaba)
5~12人 30分 6歳以上
配られた1枚のカードを交換するか・しないかを選んでいく、ちょっとした駆け引きと、運の要素が大きいゲームです。
古典的な「クク/カンビオ」というゲームがあり、それを「すごろくや」の丸田康司さんが制作アレンジされているのがクク21です。
追加要素は賛否両論ある気がしますが、タロットのようなイメージの絵でデザインされており、丁寧にカードに説明も書いてありますので、遊びやすいですね。
また、プラスチックながらチップもついている小箱系ゲームなので、持ち運んでの出張ゲームにも使いやすいです。
10位 ito(イト)

ナカムラ ミツル(Mitsuru Nakamura)
2人~10人 30分 8歳~
2つの遊び方があり、「クモノイト」は会話をしながら、皆で協力して順番に数字を出していくというゲームです。
数字カードは手札一枚のみで、あとは会話しながらのコミュニケーションが主体になります。
相手との感覚のズレや共感が楽しく、ルール3分で説明できるわかりやすさで、10人まで遊べますので、パーティゲームとして遊びやすいです。
自分が持っているゲームから、もっともテーマに合ったものを選んでいます。
そういうわけで、ここに載っていなくても面白いパーティゲームはたくさんありますので、いろいろと探してみてくださいね。
順位が入れ替わったり、新たなゲームがでてきたときは記事を更新します。
以下のゲームもパーティゲーム候補ですが、ちょっぴり考える要素が大きめなため、今回は次点としました。
- コードネーム
- コヨーテ
ではまた。
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