今回は、我が家にあるボードゲームから、軽量級のゲームを選びました。
変動する数値ではありますが、BoardGameGeek(BGG)でのWeightが「~1.4」の辺りをイメージしています。
記載の順位は、我が家で遊ぶ回数がおおよそ多い順序になります。
「テレストレーション」や「ジャストワン」なども軽量級の部類ですが、コミュニケーション重視のパーティー系のゲームということで、それらは今回のベスト10には入れていません。
また、低年齢向け、アクション系のボードゲームは別の記事にまとめようと思っています。
1位 ディクシット(Dixit)

Jean-Louis Roubira (ジャン=ルイ・ルビラ)
2~5人 30分 8歳~
定番ゲームベスト10にも入れているとおり、我が家での登場回数も多いゲームです。
語り部のお題を元に、参加者が1枚づつカードを出しあって、語り部の出したカードを当てることで得点がもらえるゲームです。
コミュニケーション寄りのゲームですが、お題を考えたり、推理して当てたりする要素があり、得点による順位も決めるため、パーティー系ではなく、こちらにいれました。
ボードゲーム慣れしていない人にも遊びやすく、攻撃的な要素が無いのがオススメ点です。
2010年ドイツ年間ゲーム大賞受賞。
2位 スカル(SKULL)

Hervé Marly(エルヴェ・マルリー)
2~6人 20分 10歳~
花3枚とドクロ1枚のディスクカード4枚を使って、他のプレイヤーと駆け引きをして楽しむブラフゲームです。
言葉で説明されただけでは、「チャレンジ」のルールがわかりにくいかもしれませんが、初めは練習でも良いので、一度プレイしてみるとすぐわかります。
心理戦を楽しむゲームなので推奨年齢は10歳以上となりますが、簡単なルールで濃厚な駆け引きが楽しめる、傑作ゲームです。
おすすめポイントしては、やっぱり手軽にブラフが楽しめる点で、また、人それぞれの好みはあるでしょうがディスクのデザイン性も良いところですね。
3位 ドメモ(DOMEMO)

Alex Randolph(アレックス・ランドルフ)
2~5人 15分 5歳~
自分に見えないように配られた1~7の数字が書かれたタイルを、他のプレイヤーのタイルや場に並べられたタイルの数字から推理して当てるゲームです。
ルールもシンプルでセットアップが簡単なので、手軽にプレイできるのが我が家での登場回数が多い理由ですね。
手軽にロジカルな思考を求められるので、おすすめです。
あと、価格が安いのもいいです。
4位 ウミガメの島(Mahé)

Alex Randolph(アレックス・ランドルフ)
2~7人 30分 7歳~
ウミガメコマをつかって、島をぐるぐる回り、ゴールとなる浜辺で出来るだけたくさんのタマゴを産卵(得点)するゲームです。
基本はサイコロを使ったすごろくゲームのためにルールがわかりやすく、さらにサイコロを振る際にバースト要素があるので、ドキドキしながら楽しめます。
サイコロによる運の要素があるものの、それに加えてシンプルなチキンレースの要素であったり、他のコマに乗っかって運んでいってもらえることもできるのが面白いですね。
本作は同作者の「冷たい料理の熱い戦い」(Die Heisse Schlacht am Kalten Buffet)のリメイク作となります。
5位 コードネーム(CODENAMES)

Vlaada Chvátil(ヴラーダ・フヴァチル)
2~8人 20分 14歳~
スパイマスター役の人が、当ててほしい「コードネーム」のヒントを出して、自分のチームプレイヤーにコードネームを当ててもらうというものです。
ある程度の人数がいないと楽しめないのが欠点ですが、反対に人数が多いときはに遊びやすい、オススメのゲームです。
コミュニケーション寄りではありますが、チーム戦でのせめぎ合いが楽しいゲームです。
2チームに別れて遊びますので、6人か8人くらいがベスト人数だと思います。
また、ヒントから推理して当てていくゲームなので、ボキャブラリーも要求されますが、スパイマスター役が頑張れば推奨年齢よりも年齢が低いプレイヤーでも楽しめます(スパイマスターは大変だけど)。
2016年ドイツ年間ゲーム大賞受賞。
6位 インカの黄金(Incan Gold)

Bruno Faidutti(ブルーノ・フェイドゥッティ)
Alan R. Moon(アラン・ムーン)
3~8人 20分 8歳~
冒険家となって、罠を避けながら遺跡の奥へと進んでいき、できるだけ多くの宝石や宝物を得るチキンレースです。
基本ルールも、手番では探索を進めるか戻るかの2択なので、やることは単純です。
人数は8人までいけますので、人数が多いときの家族ゲーム会では、時々出して遊んでいます。
おすすめポイントとしては、シンプルながらドキドキのチキンレースが楽しめる点ですね。
一人で粘って、がっぽり宝石を得られるとホクホクです(まま、失敗しますけど)。
7位 キングドミノ(Kingdomino)

Bruno Cathala(ブルーノ・カタラ)
2~4人 15分 8歳~
土地の種類と建物が描かれたドミノタイルを5×5のサイズで並べていき、タイルを使って自分だけの王国をつくっていくゲームです。
最終的な得点計算のやり方がわかっていれば、どのタイルを取っていってつなげて高得点が得られるのかがわかりやすく、手番ではタイルをとって並べるシンプルさ。
短い時間でも、しっかり遊んだ感覚がある良ゲームですね。
ドイツ年間ゲーム大賞2017年大賞受賞で、短い時間で手軽に遊べ、運の要素があるため誰でも勝てるチャンスがあり、おすすめとして選びました。
8位 ガイスター(Geister)

Alex Randolph(アレックス・ランドルフ)
2人専用 15分 6歳~
2人専用にはなりますが、オバケコマを使った対戦相手との駆け引きが楽しいゲームです。
青オバケと赤オバケのコマは、すべて上下左右の1マスずつしか進めないというシンプルさで、低年齢から楽しめます。
シンプルなシステムながら、大人同士でやっても十分駆け引きが楽しめるのが良いですね。
また、量販店などでも手に入りやすく、比較的入手性が高いのもオススメするポイントです。
9位 もっとホイップを!(Piece o’ Cake)

Jeffrey D. Allers(ジェフリー・アラーズ)
2~5人 20分 8歳~
ホール状に円にならべた色々なケーキを、プレイヤー分だけ切り分け、ほしい種類のケーキやホイップを取り合うゲームです。
見た目が綺麗なケーキを、どうやって自分が思うように獲得していくかが悩ましいですね。
基本的には場にある、どのピースのかたまりをとっていくかというもので、わかりやすいルールと見た目のキャッチーさ、だけど勝つにはシビアなゲームということでオススメします。
10位 スシゴーパーティー!(SUSHI GO PARTY!)

Phil Walker-Harding(フィル・ウォーカーハーディング)
2~8人 20分 8歳~
回転寿司よろしく、ぐるぐる回ってくるカードを1枚づつ獲得しながら、毎回設定を変えることができる得点メニューに従って高得点を目指すゲームです。
いわゆるカードドラフトの方式をゲームに取り入れて、他のプレイヤーが何のカードを集めているのかも横目に見ながら、いかに自分の欲しいカードを集めていけば勝てるのかが悩ましいところです
毎ゲーム設定される得点メニューが沢山あるので、リプレイ性も高いですね。
また、ポップなイラストデザインも、ゲームに参加者を誘うのに一役買ってくれます。
以上、軽量級ゲームのベスト10でした。
軽量級のゲームは、ゲーム本体の価格も比較的抑えめのものが多いので、これからボードゲームを始めるという方には、まず手にとってみてもらったら良いゲームたちだと思います。
ご質問がある場合は、投稿フォームでもメールでも構いませんので、可能な範囲でお答えしますので、お気軽に投稿ください。
軽量級(小箱)、中軽量級ゲームのベスト10は以下になりますので、ご参考までに。
パーティー系寄りのゲームを探している方は、こちらの記事を参考にしてもらえればと思います。
ではまた。
更新履歴
2022/10/01 4位の「コードネーム」と5位の「ウミガメの島」を入れ替え
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