【おすすめボードゲーム ベスト10】軽量級ゲーム(小箱)

ベスト10

今回は、軽量級(小箱)のゲームということで、ボード・カードゲームの経験がなくても、気軽に短時間で楽しめそうなゲームを選んでみました。

とはいえ、一緒にゲームをする自分も楽しむ主義ですので、運や思考のバランスが良く、ジレンマなど悩みどころ・考えどころがあるゲームを選んでいます。

そのため、今回はコミュニケーションを重視したパーティー系は除外しています。

また、場合によってはアクションが苦手な人もいるので、アクション系も入れていません。

変動する数値ではありますが、BoardGameGeek(BGG)でのWeightが「~1.4」の辺りをイメージしています。

記載の順位は、我が家でのゲーム会でよく遊ぶ順に並べています。

1位 ハゲタカのえじき(Hol’s der Geier)

Alex Randolph(アレックス・ランドルフ)
2~6人   15分   7歳~

定番ゲームベスト10にも入れていますが、手札の数字を出し合って、得点カードを獲得していくシンプルなゲームです。

同じカードを出したプレイヤー同士の数字がバッティングしてしまうと、出したカードが無効となってしまうのが面白いです。

短時間で、ルール説明が簡単なので、手軽に即、遊べます。

本ブログでも何度か紹介していますが、手軽に幅広い年齢層の人と遊びたい場合に、よく登場していますね。

普段、こういったカードゲームをしない人でも、ルールがわかりやすくて少し遊べば勝負のポイントがわかり、誰しも勝てる可能性があるのがオススメポイントです。

2位 ナナ(nana)

宮野華也(Kaya Miyano)
2~5人   15分   6歳~

プレイヤー間でのガッツリとした駆け引きはあまりなく、記憶を頼ってカードを3枚そろえるゲームです。

数字の書かれたカードを3枚そろえるだけというシンプルさですが、場のカードか、自分または他のプレイヤーの手札から最大・最小カードを選んで同じ数字を探すというルールがうまく働いています。

短い時間中でも一発逆転要素もあり、何度でも遊びたくなるゲームですね。

友人が遊びに来て、ちょっとした時間がある場合など、頻繁に出して遊んでいます。

短時間で勝負がつくので、勝っても負けても、またすぐに「やりたい!」と思え、ついつい続けて遊んでしまう中毒性があってオススメします。

3位 ラマ(L.A.M.A) 

Reiner Knizia(ライナー・クニツィア)
2~6人   20分   8歳~

マイナス点をもらわないように、できるだけ自分のカードを出し切ることを目指すゲームです。

数ラウンドを行うゲームですが、やっぱり1回のラウンドにかかる時間が短く、勝ったり負けたりの勝負が短期で何度も繰り返されるので、一喜一憂できますね。

一旦ゲームが始まると、次のラウンドこそは!と続けたくなってしまいます。

プチジレンマと表現するのがいいかわかりませんが、「うーん、どっちのカードを出そうか」「うーん、ここで降りるか、続けてカード出し切りを狙うか」といった軽めのジレンマに時々襲われる緩急、テンポの良さがあります。

短時間で遊べることもあって、終ってもすぐに遊びたくなる、オススメゲームです。

4位 ごきぶりポーカー(Kakerlakenpoker)

Jacques Zeimet(ジャック・ゼメ)
2~6人   20分   8歳~

嫌われ者の生き物たちを押し付け合い、決まった枚数まで押し付けられると負けとなります。

カードを一枚出して、ホントかウソかを宣言するというシンプルなルールで、ハッタリ(ブラフ)をかけて遊ぶゲームなので、ハッタリをしかけるのが苦手な人でも比較的遊びやすいと思います。

文字情報も無い8種類のカードを使うだけのシンプルさですが、相手の心理を読みあうのが面白いです。

ポップな絵柄のカードのみの構成ながら、短時間で手軽に大人同士でも子どもと一緒でも駆け引きを楽しめる良作のためオススメにいれました。

5位 ニムト(6nimmt)

Wolfgang Kramer(ヴォルフガング・クラマー)
2~10人   30分   8歳~

マイナス点となる牛マークがいくつか描かれているカードを、できるだけ引き取らないようにして失点しないようにするゲームです。

熟考して出したカードでも、場の思わぬ展開によってはマイナスカードを引き取る羽目になるのが悔しくて、でも楽しいです。

プレイの仕方によっては、他のプレイヤーの邪魔をうまいことできたりすることもできますが、プレイ人数が増えるほど場の予測ができにくくなっていくので、パーティーゲーム寄りになります。

シンプルながら、多人数でも手軽にできるところがオススメポイントです。

6位 ペンギンパーティー(Penguin Party)

Reiner Knizia(ライナー・クニツィア)
2~6人   15分   6歳~

ペンギンの描かれたカードをピラミッド状に並べていって、できるだけ自分の手札を出し切るというゲームです。

ルールは簡単で、ピラミッドの土台からつくっていって同じ色のカードを積み上げていくというものですが、カードの積み上げ方によっては早々に出したい色のカードが出せなくなることがあってドキドキものです。

ゲームに慣れていくと、そのあたりの駆け引きも見えてきて白熱しますね。

我が家では罰点のシャチを「いちシャ~チ、にシャ~チ」といって(悪い)笑顔で渡してあげます。

7位 5本のきゅうり(Fuenf Gurken)

Friedemann Friese(フリードマン・フリーゼ)
2~6人   25分   8歳~

1~15の数字が書かれた、きゅうりカード7枚を1枚づつ出していき、最後の7回(7トリック)目に勝ってしまった人がきゅうり(失点)をもらう、トリックテイキングゲームです。

勝ち方がなんとなくわかってくると、最後のトリックに勝たないように、手元に小さな数字を残していきたくなります。

大きな数字のカードで負けると失点が大きいですが、ラウンド終盤にドーンと出すことで他のプレイヤーが温存している大きな数字を出しにくくしたりといったテクニックが使えます。

カンタン・シンプルながら奥深いトリックテイキングの妙が生きた楽しいゲームです。

我が家では、きゅうりを貰うと謎の「おっ漬物~おっ漬物~」ソングが流れます(みんなで歌うだけ)。

8位 コヨーテ(COYOTE)

Spartaco Albertarelli(スパルタコ・アルバタレッリ)
2~10人   20~30分   10歳~

トランプのインディアンポーカーのように、配られた1枚の札を、自分には見えないように額に掲げて、みんなの数字宣言から、全員の合計値を推測するゲームです。

なんといっても自分の札が見えないので、他のプレイヤーが宣言する数字から合計値がだいたいこれくらい、と考えてブラフか通しかを宣言するのがドキドキします。

変則的な「合計値2倍」や「MAX値がゼロになる」といったカードが紛れているだめ、劇的な展開もあり、皆の表情ややりとりから悩んで数字や「コヨーテ!」(ダウト)を宣言するのが面白いですね。

数字の足し算と2倍の計算が必要ですが、手軽に盛り上がれる良ゲームです。

9位 ファブフィブ(Fab Fib)

Spartaco Albertarelli(スパルタコ・アルバタレッリ)
3~10人   20分   10歳~

ウソつきによる、ウソつきのための、ウソをつくのを楽しむゲームです。

たった3枚のカードに書かれた数字を宣言しながら、隣の人にまわしていく、だまし合いの生き残り合戦です。

いつ割れるかわからない、膨らみ続ける風船を次の人へ、次の人へと渡していく感覚が独特で面白いですね。

よくよく冷静に考えてみると、言った数字が明らかにおかしかったりして、あっさりバレたりしてしまうのも楽しく、大人がお酒を飲みながらダラダラ遊ぶのにも使えます。

10人まで遊べ、ちょっとしたパーティの時にも出しやすいためオススメです。

10位 スカルキング(SKULL KING)

Brent Beck(ブレント・ベック)
Apryl Stott(アプリル・ストット)
2人~6人 30分 10歳~

トリックテイキング系のゲームですが、初めに配られたカードを確認し、そのラウンドで自分が何回勝てるかを予測して点を得るゲームです。

単なる手札の運ではなく、負けることも上手に視野に入れて勝利回数を宣言する必要があるのが、非常に面白いです。

手札が悪くとも勝てるチャンスがあるわけで、そこが運だけでなく戦術も必要な要素となり、どう勝つか?どう負けるか?考えるのに興奮できますね。

トリックテイキング要素に加え、上記の勝利回数宣言が必要なので、小さなひとには難しいのですがそこのキモがわかると面白くなってきます。

大人のゲーム会でも活躍してくれますね。

BGGでのWeightが1.69なので、「軽量級」ではないかも?


以上、軽量級ゲーム(小箱)のベスト10でした。

自分が持っているゲームから選んでいますので、世界にはまだまだ他にも面白いゲームはたくさんあります。

他の方が作られているホームページやブログで紹介されているものなど、いろいろと探してみてくださいね。

ご質問がある場合は、投稿フォームでもメールでも構いませんので、可能な範囲でお答えしますので、お気軽に投稿ください。

軽量級、中軽量級のゲームは以下でまとめていますので、ご参考にどうぞ。

パーティー系寄りのゲームを探している方は、こちらの記事を参考にしてもらえればと思います。

ではまた。

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