我が家視点でおすすめできる、定番ボードゲームをまとめてみました。
まあ、世界的にも定番ばっかりのゲームにもなっちゃいますが。
あまりボードゲームをやったことがない人を含めてゲーム会をするときに、とりあえず出して遊ぶものが多いですね。
そのため、「ルールの把握が簡単」「軽量級~中量級で比較的短時間で終わる」「考えどころ、ジレンマなどがわかりやすい」といった視点で選んでいます。
これまで実際に遊んでみて、万人受けするものになりますので、反対に言うとクセがないとも言えますが、やっぱり何度遊んでも楽しいゲームたちです。
まずは、軽めのカードゲームから。
1位 ハゲタカのえじき(Hol’s der Geier)

Alex Randolph(アレックス・ランドルフ)
2~6人 15分 7歳~
手札の数字を出し合って、得点カードを獲得していくシンプルなゲームですが、同じカードを出したプレイヤー同士の数字は無効となってしまうのが面白いですね。
短時間で、ルール説明が簡単なので、手軽に即遊べるのがいいです。
大人同士でアルコールを入れて、延々と遊んだりもできますね。
もとのデザインは、得点カードがねずみで、それをハゲタカが奪い合うというデザインの絵だったのですが、私のもっているものはハゲタカしか書いていないので、なんで「ハゲタカのえじき」なのか、わからんです。
2位 ごきぶりポーカー(Kakerlakenpoker)

Jacques Zeimet(ジャック・ゼメ)
2~6人 20分 8歳以上
嫌われ者の生き物たちを押し付け合い、決まった枚数まで押し付けられると負けとなります。
簡単なルールとカードだけで短時間で手軽に心理戦を楽しめる傑作ゲームです。
ハッタリを交えながらカードを押し付けあうドキドキ感が楽しく、相手の心理も読みながらカードを見破るのが面白いですね。
ゲームがスタートしたときは、相手の表情や普段の行動からカンでウソかホントを見破っていくしかないですが、ゲームが進むにつれて各プレイヤーの前にカードが置かれることで、だんだんカードの予測がやりやすくなってきます。
負けた人は正直者なので、負けてもくやしくないのです…ってやっぱり、くやしー!
3位 ニムト(6nimmt)

Wolfgang Kramer(ヴォルフガング・クラマー)
2~10人 30分 8歳以上
牛のマークが描かれた数字カードを出し合い、できるだけカードを引き取らないようにするゲームです。
ルールはシンプルで、ちょっとした場所と場所があれば手軽にできる、それでいてほぼハズレなく盛り上がる傑作カードゲームですね。
他のプレイヤーが出すカードによって、思わぬ展開になってカードを引き取るハメになったりしますが、直接的な攻撃要素がないのでドキドキしながらも険悪な展開にならないのも優れています。
4位 ディクシット(DiXit)

Jean-Louis Roubira (ジャン=ルイ・ルビラ)
2~5人 30分 8歳~
語り部のお題を元に、参加者が1枚づつカードを出しあって、語り部の出したカードを当てるゲームです。
カードのイラストからイメージしたお題を当てあうので、参加者の感性に触れられるのが面白いですね。
「いや、それはないでしょー!」「あー、わかるわかる、この辺のイメージね」といった感想を言い合えるのも盛り上がります。
いちおうは点数制で勝敗が決まるのですが、競技性は低いので、やさしい気持ちで楽しく遊べますね。
2010年ドイツ年間ゲーム大賞受賞。
5位 テレストレーション(Telestrations)

作者不明
4~8人 30分 12歳以上
パーティーゲームとしては定番の、お絵描き伝言ゲームです。
お題を言葉で書き、次のページにお題の絵を描き、次のページには絵を見てお題を推理してき...とスケッチブックをとなりのプレイヤーに渡しながら、最後に初めのお題と最後の絵を見比べて遊ぶゲームです。
どんどん、意味が変わっていく伝言ゲームを自分で描く絵と言葉のやりとりで、最終的に全然意味の違う絵になってしまったりするのが楽しいです。
時間を区切りながら全員が一斉に手番を行うため、待ち時間もほとんど無く、手軽なパーティーゲームをしたいときの定番となっています。
絵が下手でも、いやむしろ下手な方が「なんじゃこりゃ?」となるのので面白い展開になります。
やっぱりルールがすぐにわかって、多人数で待ち時間がないゲームなので、ゲーム未経験者でも楽しく遊べて答え合わせの時はすごく盛り上がりますね。
わかりやすい絵が描かれていると感心し、反対に何だか訳の分からない物体が描かれていても、皆で大爆笑できたりする楽しいゲームです。
6位 ジャスト・ワン(JUST ONE)

Ludovic Roudy(ルードビック・ルーディ)
Bruno Sautter(ブルーノ・ソテール)
3~7人 20分 8歳~
自分の順番が回ってきたら、引かれたお題カードの番号を宣言し、他のプレイヤーはこっそりそのお題のヒントを立札(イーゼル)に書き、そのヒントを見てお題を当てるというゲームです。
皆でわいわい言いながら楽しめる協力ゲームとなりますので、争いの要素がなくて盛り上がれます。
ヒントのバッティングが楽しいゲームですので、ある程度人数がいるときに遊ぶのがいいですね。
2019年ドイツ年間ゲーム大賞受賞。
7位 ウボンゴ(Ubongo)

Grzegorz Rejchtman(グルゼゴルツ・レヒトマン)
1~4人 25分 8歳~
各自に配られたボードのマスに、リアルタイムで指定のパズルピースを当てはめていくゲームです。
早く完成させるほど、欲しいごほうびの宝石が選べます。
短い時間でわちゃわちゃと夢中でパズルを完成させていくのが面白く、パズルが完成したときに叫ぶ「ウボンゴ!」という掛け声もなぜか達成感があって楽しいですね。
ボードの見た目どおりで説明も簡単なので、定番ゲームとして良く遊んでいます。
8位 ブロックス(Blokus)

Bernard Tavitian(ベルナール・タビシアン)
2~4人 20分 7歳~
自分が受け持つ色の様々な形のブロック(ピース)を、ゲームボードに陣取りの要領で置いていくゲームです。
パズル要素がありますが、ルールが簡単で、比較的短時間で幅広い年齢層が遊べるのがいいです。
ゲームバランスは4人でやるのが一番いいと思いますので、4人でなにやる?というときに遊びますね。
3人とのときは、「ブロックストライゴン」を出して遊んでいます。
9位 宝石の煌き(Splendor)

Marc André(マーク・アンドレ)
2~4人 30分 10歳~
宝石商人となって宝石を集め、規模を拡大しつつ威信ポイント(名声)を得ることで勝利するゲームです。
ルールはシンプルな拡大再生産で、宝石やカードを集めていくことで、徐々にコストの高いカードを獲得できるようになっていきます。
15勝利点の獲得という目的がわかりやすく、またどうやっていけば宝石やカードを増やせるかの見通しが立てやすいので、他の簡単なゲームになれてきたら出してきて遊んでいますね。
ゲーム時間も30分程度で遊べて、ジレンマに悩まされながらも楽しい時間が過ごせます。
10位 チケット トゥ ライド10周年記念版(Ticket To Ride 10’s Anniversary)

Alan R. Moon(アラン・ムーン)
2~5人 30~60分 8歳~
ちょっとプレイ時間は長めになりますが、ゲームに慣れてきたら誰でも楽しく遊べ、他のプレイヤーのプレイにも目が離せなくなる傑作ゲームです。
我が家は本家の北米版マップになりますので、クセのあるルールもなく、すんなりプレイできるのが人気です。
一緒にゲーム会をやる、仲の良い家族も気に入って購入されていました(どちらの家族もコマのつくりが素晴らしい10周年記念版を買われたのはビックリ)
定番ではありますが、いつ誰とやっても面白いゲームです。
また、新たに我が家の定番となっていくゲームがあると思いますので、記事を増やしていければと思います。
ではまた。
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