Wolfgang Kramer(ヴォルフガング・クラマー)
2~10人 30分 8歳以上
ゲーム概要
牛のマークが描かれた数字カードを出し合い、できるだけカードを引き取らないようにするゲームです。
- 簡単ルールでみんなでワイワイ楽しめる
- 思わぬところでカードを引き取らされるドキドキ感
場には4つの列があり、一斉に出した数字カードを小さい順に並べ、6枚目を出した人がその列のカード(マイナス点)を引き取ることになります。
出された数字カードは小さい順に処理されていき、場に出ているカード列の一番右側の数字のうち、出した数字にもっとも近くて小さい数字の右隣に置いていきます。

例えば、場に10、12、14の数字が出ているときに13のカードが出された場合は、12の横にカードを加えます。
また、場に出ている右端の数字のいずれよりも小さいカードが出された場合は、そのプレイヤーはいずれかの列を選んで引き取ることになります。
引き取るときは、どの列を選んでもよいので、大体は牛マークの数が少ない列を選ぶことになります。
終了と勝利条件
- ラウンド終了時、引き取った牛マークが66個以上(つまりマイナス66点以下)となっていたとき
- 牛カードの牛マーク合計が最も少ない
ゲームレビュー
このカードなら大丈夫と予想して出したカードが、他の人に列を引き取られることで置けなくなり、6枚目になったり、ヤバイ!と思って出しても助かったり。
1~104の数字が描かれたカードで、ここまでドラマチックな展開になるゲームシステムには感動しました。
購入前にルールを読むと、どの辺が面白いのか今ひとつわかりにくかったのですが、ボードゲーム好きの皆さんが文句なく面白い、とおすすめされていたので買ってみました。

ルールはシンプル、多人数でもできる、ちょっとした場所さえあれば手軽にできる、それでいてほぼハズレなく盛り上がる傑作カードゲームです!
プレイする機会があれば、ぜひ、やってみてくださいね。
他に11ニムトなどのバリエーションもあります。
家族と友人の感想

人数が多くなると予測が難しく、パーティーゲーム的になりますが4~5人でのヒリヒリしたプレイ感覚が楽しいです。メビウス版は外箱と取説の人数と年齢が違うのはなんでだろう?
ゲーム情報
ゲームデザイン | ヴォルフガング・クラマー(Wolfgang Kramer) |
アートワーク | フランツ・フォーウィンケル(Franz Vohwinkel) |
制作/販売 | AMIGO メビウスゲームズ(Mobius Games) |
受賞歴など | 1994年ドイツ年間ゲーム大賞 ノミネート 1994年ドイツゲーム大賞 1位 1994年ドイツカードゲーム賞 1位 |
ゲーム名 | ニムト |
原 題 | 6nimmt |
プレイ人数 | 2~10人 |
対象年令 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 30分 |
参考価格(¥) | 1,200円 |
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